なまらDEEPな釣り新聞
NO.97
2007.12/9
12月9日。椴法華港にやってきた。到着したのは午前5時半頃。日曜ということもあり、釣り場は混雑していた。先端部は空いていないようだったので、今年何度かチャレンジしたが、その度に玉砕していたポイントの
通称『ヘリ』
に、入釣した。
いつも通り4本ロッドをセットし、釣りを開始。風も弱く、気温もこの時期にしては低くなく、まずまずのコンディション。遠・中・近と投げ分けて、アタリを待った。
・先端部は込み合っている様子。この日は、3人で釣行。来るかな〜〜?
アタリさえない時間が延々と続く。いつもそうだが椴法華はそういう釣り場だ。投げっぱなしにせず丁寧に餌を替え、粘ってみても終日何も起こらなかったという事もざらにある。そんな場所だ。
ひたすら待つしかない。
確証はないが、たぶん起こるであろう。あの瞬間…。きっと…。
午前8時半過ぎ。中投げしていた竿にシャープなアタリ。3人で竿先の様子を見ていたが、その後は本アタリとまではいかない、
モゾモゾ
とした状態が続く。
状況が変わらなかったので、思い切ってアワセを入れて巻いてみる事にした。アワセを入れた瞬間は、
『根掛かり?』
と思われるほど重い。って言うか巻けない。構わずにロッドを立てて巻くとグンと、何かが外れる感触があった後は、重いながらも少しずつハンドルも巻けるようになった。時々、根掛かりのように引っかかる感覚が手元に伝わるが、構わず巻き続ける。少しずつラインがリールに収まってきた。
なかなか魚が浮かない。これはあれでしょ!!
テトラから5m位のところで、やっと魚が浮き上がってきた。
ババガレイだ。結構、デカそう!!
横にいた『シローさん』が、タモ入れをやってくれ、無事ネットイン。取り込みも成功!!計測してみると、
49cm。今年の最大サイズだ。
・待ちに待ったババ。引っかかりながらも、何とか揚げられて良かった〜〜!!
その後、先端部付近に釣り場を移し釣りを続けたものの、何も起きず、北寄りの風が強まりだし、海面にも白波が立ち始めたため、午前11半頃に納竿。
連続での釣行、疲れも残ったが、今日も何とか一枚揚げられてホントに良かった。今年もあと少しだが、更なる大物に出会うためチャンスがあれば、チャレンジしたい。