なまらDEEPな釣り新聞
NO.95
2007.11/19〜12/2
11月19日。恵山の『恵山岬漁港』で、カジカ釣りを敢行。この日は、日曜日。夜ともなれば、さすがに釣り人もまばらかとも思われたが、意外に釣り人の数が多い。ロック・フィッシャーもいるようだ。
竿を出す場所に悩んだが、先端部が空いているようなので、とりあえずそこでやってみる事にした。時刻は、午後8時ごろ。
ある程度覚悟はしていたがやはり、
ドンコのアタリが散発
し、思うような釣りにならず、本命はなかなか掛からない。このままでは、まずいと思い、思い切って漁港の最奥に
ポイント・チェンジ。
ここでもドンコと更に、見えない漁船の係留ロープに悩まされながら、時折来る、パンチのある力強いアタリで、
何とか3本、本命のカジカをGET
する事ができた。午前2時頃。アタリがパタッと止まった為、納竿。一度仮眠をとる事にした。
ガソリンタンクの残量がチョット心細い感じ
だったので、エンジンを切り、寝袋で仮眠。辺りは真っ白な雪景色。車内でも息が白い。ホントに寒い夜だった。
午前5時。恵山を超え、古部の斜路にやってきた。恵山を超えると、思いのほか積雪も少なかったが、風が強い!! 氷点下の強風が肌を刺す!!
ロッドを準備して、餌を付ける為、生手になると一瞬で手がかじかみ、なかなかうまく付けられない。何とか準備し、釣りをスタート。北方向からのウネリが強く、竿が上下に揺れている。
まだ薄暗い時間の午後6時ごろ。小気味いいアタリで、ホッケが揚がる。掛かった魚の針外しさえ、困難な中、餌を替え打ち直す。
ほぼ拷問だ!!
午前8時過ぎ。寒さでこれ以上釣りは無理と判断し、納竿。
『条件が、悪すぎ!!』と、弱音を吐きながら、帰函。また次があるさ…。
・先日乗った岩盤は、完全に波が洗う状態。その前に、気温の低さ。厳しい〜〜!!
11月24日。午後9時前に椴法華にやってきた。風も強く、あいにくのコンディションだったが、とりあえず三脚を構え、先端部で釣りを開始。釣りを始めて間もなく、風が強くなり、釣りをする事自体が困難な状況になり、一時撤退。
港内で、カジカ釣りをして、回復を待つ事にした。釣果なく時間が過ぎていったが、午前2時頃。アタリもよく分からないまま揚げた竿に、本命の『カジカ』が付いていた。サイズは36cmほど。
この日、港内には何故か
『カタクチいわし』
の大群が河のように回遊していた。タモですくえるほどの勢い。なんだったんだ!!あれは!!
朝からはババ狙いで、先端部に入釣。強風の中、昼前まで粘ったが、
スカ!!
周りでは釣れていたので期待したが…。
この日は、運がなかったか?? 残念!!
帰宅後、カジカを調理。味噌仕立ての汁物で頂いたが、ニッポン酒を入れると、
『ぐっ〜〜と、大人テイスト』
な味に仕上がる。
是非、お試しあれ!!
(左)朝の時点で、ババを連発!!の坂本氏。さすがです…!!
(中)50cmオーバーのババを揚げた本山氏。ウネリが素敵!!おめでとう!!
(右)カジカ汁・ホワイトデビル仕立て。新鮮なカジカは、あくまで煮過ぎないように!!
12月2日。
『サンタロナカセ岬』に初めて、夜釣りで入釣。
時間は午前1時。『カジカ・ソイなんか来ないかなぁ』と期待したが、来たのは
『ホッケ』
やはり、ここでもドンコの攻勢が続いたが、何とか42.5cmを頭に3本ほど釣り上げ、朝を迎えた。
AM7時頃。遠投していた竿の竿先が大きくお辞儀し、その後若干の糸ふけ。淡い期待を持ちながら、アワセを入れて巻き上げると、
なんと、マコ……。と思いきや、
マガレイ!! 36cm。
久々の平物に熱い思いが!! ありがとう!!
・夜釣り・単独では、はっきり言って『薄気味悪い!』。ホッケは、赤みがかった良物。
・マガレイは36cm。子持ちでした。ご馳走さま!!
その後、粘るも西風が強まり、雪もちらつき始め、納竿。およそ1ヶ月ぶりの平物。一枚揚がってホント良かった。ありがとう!!