なまらDEEPな釣り新聞
NO.89
2007.9/29
前日に少々飲みすぎてしまい、昼過ぎから釣りに出掛けたものの、めぼしい釣果もなく夕方を迎えた頃に一本の電話。
『今から、下海岸の方にイカ釣りに出掛けるけど、どうだ? 行けるか?』
たまたま近くで釣りをしていたので、竿を
『投げ竿』
から
『手竿』
にチェンジし、イカ釣りに出掛けた。釣り場は、波も低かったこともあり、
『サンタロナカセ岬』
という事になった。果たして、釣れるんだろうか……。 勝負!!
・夕日に輝く水面が綺麗だ。波も、これ以上高くならなければ、大丈夫かな?
釣り場には、午後五時頃に到着。暗くなる前に準備したいので、早速岩場に入釣。竿を伸ばし、道糸と仕掛けを準備し、餌もセットしあとは投げ入れれば良しというところまで構え、あとは、しばし談笑。
時々、大きめの波が来るので、海面の変化を注視しながら、暗くなるのを待った。
釣りを開始したのは、午後6時前。しばらくは電気ウキに反応が出なかったが、
数十分してものすご〜く、ゆる〜い・弱〜いアタリ。
ウキが深く海中に入っていくわけでもなく、しばらくすると反応がなくなってしまう。思い切って上げてみても、重みもなく当然、イカも付いていない。
そんな事を何度か繰り返したが、ようやく一パイ揚がってきた。
見てみると、
超〜〜小型のヤリイカ。
『これかぁ!! だから、あのウキの反応なんだ。』
納得したところで、気を取り直し再び仕掛けを、海中に投げ入れる。この頃から小型主体ながら、
ポツポツとヤリイカが揚がり始める。
午後7時過ぎ。今回いっしょに磯に入った坂本氏に大型のアタリ。見てみると、なかなかの良型。胴の部分だけでも20cm以上はゆうにありそうだ。
この頃から、私の竿にも中型クラスが掛かりだす。
途中、
『縞ゾイ』の、猛烈なアタックに遭遇
したものの、仕掛けの破壊を免れ、何とか釣り揚げる事ができた。
セーフ!!!
そんなこんなで、午後9時過ぎに、納竿。
私が小型主体に10パイ+おまけの縞ゾイ。坂本氏が、中型〜大型主体で10パイという結果だった。
・小型主体ながらも、何とか釣果を二桁に乗せることができた。
縞ゾイは下っ腹のヒレの硬い部分に針掛かりし、GET!!
・釣り開始直後は、調子が出なかったが中盤戦からエンジン全開。たちまち追いつかれてしまった。
全体的に型がいい。バラシは一切なし。さすがだ!!
ここ最近、まことしやかに好釣の噂が絶えない
『下海岸』。
もしかしたら、夜釣り等で出掛けた際に、思わぬ入れ食いに遭遇する可能性があるような気がする。そんな事態に備え、イカ釣り用のタックルだけは、車の片隅に置いておいた方がいいかもしれない。
この釣り場は波が立つと危険なので、ライフ・ジャケットを着用し波が出てきたら早めに撤退したほうが身のため。
天気予報で、波の高さ・ウネリ・風の有無を確認の上、できれば明るい時間に入釣することをお勧めします。
夜釣りなので、単独での入釣は避けた方が良いと思う。落水した際は、単独の場合かなり危険な状況になるということを留意しよう!! なってしまってからでは、『トゥ〜・レイト!!』です!!!