なまらDEEPな釣り新聞
NO.84
2007.7/25
7月25日。約3週間ぶりに
『椴法華漁港』
にやってきた。
釣り場に到着したのは午前5時半頃。到着すると、昆布漁の船がいっぱいで、釣りをするには厳しい雰囲気。
悩んだが、場所移動。函館方向に戻り、
『日浦岬』
で、釣りをしてみることにした。
岩場を歩き、釣り場に到着すると、西寄りの風が結構強い。それでも何とか
三脚は立てられそうだったので釣りを開始。釣りを始めてしばらくすると、
ウニ?アワビ?漁の磯舟
が目の前に来て何かを採っている。漁をしている間は当然、仕掛けを投げる訳にいかず、なんだか落ち着かない釣りになった。船がいないちょっとした間に投げてみるとすぐに弱いアタリ。巻いてみると、餌も魚も付いていない。何か餌取りがいるようだ。
その後、何度投げても同じ状況が続き、磯舟も頻繁に往来するので、無念の撤収。
せっかく、ここまで来たのに……。
このまま帰ろうかとも思ったが、昆布漁が終わっている事を祈り、再び
『椴法華漁港』
へ。到着すると昆布漁はまだ行なわれていた。『まぁ、しばらく待てば終わるだろう…。』と思い、船道側で釣りを開始。漁港には、釣り人は皆無。みんな諦めて帰ったのだろう。
しばらく経って、昆布漁終了のアナウンスが流れ、船が大挙して帰ってきた。帰ってきている間に釣り場を先端部に移動。
なんだかんだで、朝のいい時間が丸々潰れてしまったが仕方ない。ここからが
勝負!!!
・ガランとした椴法華漁港。恵山の陰にある為か、風は弱かった。
やはりといえばそうだが、アタリが全くない時間が続く。風が弱いせいか
陽が高くなるにつれ、気温も急上昇。
寝不足も手伝って、頭がボ〜ッとしてきた。
水分補給と餌交換
を、ルーティン・ワークのように繰り返し、いつ来るであろう
『魚』
を待つ。
そんな中でも、ちょっとずつ釣り人の姿も増えてきた。やはり、ここは椴法華。1年中釣り人の姿は絶えない。
突然、静寂を破り、そのときは来た。
正午前に、一本の竿の竿先が弱くスローモーションのように揺れた。
幅で言えば、1cmもあるか?ゴミでも浮いて道糸に触っているんだろうと思い、テトラに乗って海面を確認。道糸が入っている海面にゴミも海草もない。
テトラを降り、戻った瞬間に
竿先が大きく沈み、竿尻が浮いた。
慌ててロッドを持ち、アワセを入れて巻き上げる。始めは魚らしき手応えが合ったが、その後は思いのほか巻きが軽い。外れたかとも思われたが魚体が薄っすら見えた頃からグッと重くなった。
白く、幅広の魚体。ババガレイだ!!!
今回はここからが、もうひと勝負。タモ入れしてくれそうな人が近くにいないので、このまま抜くしかない。
大きく曲がるスピンBX。テンション全開のライン。ハリスは切れないか?針は開かないか?スッポ抜けないか?いろいろな事が頭を交錯しながら、クレーンのように引き上げる。
何とか、取り込み成功!!
計測すると、44.5cm。今年釣ったババガレイでは最大サイズ。暑い中頑張った甲斐があった。
ありがとう!! マジで!!
・44.5cmのババ。珍しく、サングラス姿。偏光グラスは道糸が見やすい。
その後、粘ってみたがチャンスなく、午後1時半過ぎに納竿。久々の釣行だったが、1枚揚げる事ができてホント良かった〜〜。
もう少し涼しければいいんだけど…。夏だもん、しかたないか。
帰り道、車の窓を全開で気持ちよく運転していると、突然、巨大蜂が車に飛び込んできて大パニックに。
調子になってました…。以後、気を付けます。
(超・冷や汗…。)