なまらDEEPな釣り新聞
NO.83
2007.7/7〜7/8
7月7日。昼過ぎから、先週も一緒だった、田原さんと小林君が、椴法華に向かったという事だったので、私も急いで準備し、
椴法華漁港にて夕まづめのババ
を狙う事にした。釣り場に到着したのは、午後5時ごろ。先端部には、二人のほかに釣り人がいたが、『日が沈んだら、帰るよ。』という事だったので、その後に入れてもらうことにし、それまでの時間は、空いている場所で竿を出す事にした。
午後6時半頃、田原さんがリールを巻くと、何かが付いているらしくテトラの上に乗って巻き上げていた。
『そんなに重くないよ!』
という事だったので、リールもサクサク巻いていたが、タモ入れのために構えていた小林君が『ババっすよ!!』と言った。無事にタモ入れし、計ってみると43cmのババ。
先週のリベンジを早々と達成。
クネった魚体が、夕日に輝いていた。
その後、先端部には3人だけとなり、辺りも暗くなった。竿に発光体を付け、夜釣りを開始。外海側に遠・中投げで探るも、流れ藻が多く、釣りにならなかったので、船道側の釣りに集中する事にし、竿をセット。
船道側も、海底にちぎれた海草なんかが多く沈んでいて、底荒れ状態。揚がってくるのは、
海草・ヒトデ・そして、定番のドンコ……。
午前2時過ぎ。話をしながらも、時々餌を替え、粘ると、いつものドンコのアタリ。
『ドンちゃん確定!!』
などと言っているうちに、竿先がグ〜〜ッと下向きに曲がる。胸騒ぎがして急いでアワセを入れてリールを巻くと、平たい魚体が浮いてきた。マコガレイかなと、魚を見ると、本命のババ。37cmとババにしては小柄だったが、嬉しい一枚。
一部、マニアの間で密かに行なわれていた
『夜ババ』が達成
された瞬間だった。
午前3時頃。今回も結局一睡もせず、周りが明るくなってきた。いよいよ、真剣勝負の時間。先端部にも竿をセットし、アタリを待った。
午前5時前に、深夜に合流したシローさんの竿にアタリがあり、糸ふけ。十分に飲み込ませた後にアワセを入れて巻くと
マコガレイ
が付いていた。今日も、何かいい感じの一日になる予感がしたが、その後、時々アブラコが揚がるだけで、静かな時間が続く。
・マコを釣ったシローさん。
いつも思うが、釣りに来たら、『丸ボーズ』って事が少ない人。
何でだろう?
普段、船釣りもこなすマルチ・フィッシャーの中谷さん。
この日も、船釣りを『あえて?』中止し、椴法華に緊急参戦。
見事、53cm良型アブをGET!!
『竿立てシーソー』間近で見させて貰いました!!
午前10時半頃。小林君が、餌を替えようとリールを巻くと、何かが付いているらしく、タモ入れの為の応援者を要請。
『ババです!!』
の声に、辺りに緊張が走る。無事にネットインし、計測すると、47cmのババ。
昨日から一緒に、一睡もせず粘った執念の一枚。
絶好調KEEP!! 今週もやりやがった!!
彼の仕掛けをババは見過ごさないのか??
そのすぐ後、今度は私の竿に弱〜〜〜いアタリ。ゴミなんかが道糸に絡まっているんだろうと巻いてみると、若干の手応え。もしやと思いテトラに乗ってリールを巻くと海面に一瞬、魚体が見えた。平たいのと、表面が茶色だったのは見えたが、何かは分からなかった。
小林君がタモ入れしてくれた。
『ババですよ!!』
ツイてる!!。今日2枚目のババガレイ。39cm。ラッキー!!
・ツーババ達成!!
続報!! この日の、【TEAM FUKUHARA】
師匠に、ベストポイントの攻め方を仰ぐ。
今回は、ガヤの群れに会わず…。ウミタナゴを狙うも不発!!
次回、対策をミーティングし、リベンジの予定!!
正午前、疲労と暑さで、体力の限界を感じ、全員で納竿。
今日も長い戦いだったが、何とかババの姿を見る事ができた。ありがとう!!