なまらDEEPな釣り新聞
NO.82
2007.6/30〜7/1
6月30日。今週末は下海岸の磯に入釣したかったのだが、あいにくうねりが強く、釣りができそうもなかったので、それならばと、先週に続き
『椴法華漁港』
に、釣りに行く事にした。先に釣りに向かっていたメンバーが、夕まづめにババを一枚揚げたという事だったので、確率は低いながらも、
『夜ババ』
ヘの期待も高鳴った。
釣り場に到着したのは、午後9時過ぎ。土曜の夜という事もあり、釣り場は混雑していたが、船道側に釣り場を確保し、早速釣りを開始。釣りを開始すると、待ってましたと『ドンコ』が、時々、竿先を揺らす。
予想はしていたが、椴法華らしいと言えば、椴法華らしい。結局、めぼしい釣果なく、一睡もしないまま朝を迎えた。
少し眠かったが、ここからが本番。さぁ、やるぞ!!
・釣り場の様子。あちらこちらに釣り人が見える。先端部は予想通りテトラが積まれた。
取り込みは、場所によってはキツイ。
午前6時過ぎ。外海側に釣り座構えていた、小林君がリールを巻くと『重い!!ババかも!?』の声。いよいよ魚が海面に現れ、タモ入れ。揚げてみると
46cmほどのババガレイ。
今年に入って絶好釣の小林君。勢いは止まらない。
・夕方にも一枚揚げた、小林君。2ババ達成!!お見事。
それに続き、7時半前。今度は船道側で釣りをしていた坂本さんに、珍しい
『タカノハ』
が掛かる。椴法華では、はじめて見たが黄金色のカレイに、一同騒然とした。
・早朝にも、33cmほどのマコガレイを釣った坂本さん。
椴法華での新たな釣りターゲットを確立した。
そのすぐ後に、今度は自分の竿にババ特有の竿先が絞り込まれるようなアタリ。急いでロッドを握り、リールを巻き上げるが痛恨の根掛かり。一度テンションを緩め、再び竿を煽ると、うまく抜けた。急いで巻くと
ババガレイが浮いてきた。サイズは37cmぐらい。
良型とは言えないものの、ババガレイはババガレイ。昨晩から眠い目を擦り、頑張った甲斐があった!!
・先週のリベンジ達成!!
その後、しばらく静かな時間が続いたが、午前10時半過ぎ。先端部に入っていた本山さんが、リールを巻くと魚の手応えがあるらしく、更に巻き上げると、『ババだ!!』の、叫び声。タモに入れると、
46cmのババガレイ。
をGET!! ナイス サイズ!!
・今年初のババに嬉しさ爆発。
昨晩から、寝ずにロッドを振りつづけた執念の一枚に
喜びも数倍に感じたと思う。おめでとう!
疲れもピークに達した昼過ぎ。先端部で、昨晩から粘り通した田原さんに待望のヒット。高く積まれたテトラに悪戦苦闘しながらも、何とか取り込み。
40cm級のカジカだった。
・この暑さの中での粘りは、まさに『投釣魂』。不屈の闘志の田原さん。
次回、平物リベンジを狙う!!
(左)私の横に入釣した長谷川さん親子。見事、ババGET!!
(右)【ガヤ・バスターズ】の、Team Fukuhara
この時期の椴法華には、全体的に一発場的な雰囲気が覆う。この日も、一匹も釣れなかった人も多数いたように思われる。
そんな中で、何とかメンバーみんなで釣果を揃える事ができた。かなりロングランな釣りになりましたが。お疲れ様でした。ホント……。