なまらDEEPな釣り新聞
NO.71
2007.3/1
2007年。
記録的な暖冬だったこの冬。
釣りにも何らかの影響があるのは間違いないと思われる。
3月1日。一発大物狙いで、知内町・小谷石監視塔を訪れた。到着したのは午前6時ごろ。ウネリが高いものの、風も弱く、まぁまぁのコンディション。
早速、4本体制で釣りを開始した。
・日が昇りだし、釣りを開始。朝日がとても綺麗だ。
釣りを開始して1時間程経った午前7時頃。90〜100mほど投げていた竿に弱いアタリがあり、道糸がふける。アワセを入れて巻き上げると、
お子様サイズの『イシガレイ』
が付いていた。型は小さいものの、今シーズン初めてのカレイ。とりあえず1枚揚がって、気持ちも楽になった。
その後アタリなく時間ばかりが過ぎていく。一発場らしい静かな時間が続く。自分以外に釣り人の姿なく、寂しさを感じたが、ランチ用に持参したサンドイッチを食べながら、アタリを待つ。
正午過ぎ。風が少しだけ北向きに変わり、横風が気になったが、周りに人がいなかったので、ワイドにポイントを探ったが全くアタリなし。
小アブにさえ見放されている…
午後三時頃。ようやく釣り人に遭遇。『釣れていますか?』と聞かれたが、スモールイシガレイしかなく、『まぁ、一応……。』と、答えるのが精一杯。
午後4時。粘りに粘ったが、この日はツキがなかったと諦めて納竿。
ココまで10時間。違った意味での達成感を感じながら、静かにそしてクイックに道具を片付ける。
この釣り場の何処に大物が潜んでいたんだろう…?いや、その前に大物自体いたんだろうか?。 と、海を眺めて、まだ見ぬ大物に思いをはせて、急な帰り道を登り、釣り場をあとにした。
・朝一で揚がった、イシガレイ。幸先よく揚がったが、
まさかこの一枚で終わってしまうとは…。
一発場の厳しい洗礼を受け、意気消沈したが
『丸ボーズ』だけは回避できたと気持ちを切り替え、
次回以降の巻き返しを狙う。