なまらDEEPな釣り新聞

NO.70

リベンジを狙うも…。思わぬ大物!!

2006.12/26



 12月26日。今年、何度かチャレンジしたが、めぼしい釣果に恵まれない サンタロナカセ岬 にリベンジを果たすべく、やってきた。
 到着したのは、午前7時頃。12月も後半というのに気温は思ったほど低くない。風向きは、北西。風は弱くなかったが、背後に高い崖があるせいか、そんなに気にはならなかった。
 早速、いつも通り4本体制でスタート。仕掛けを投入するも、いつものように潮流早く、大きく左方向に仕掛けごと流される状況。   大丈夫かな〜〜??
 アタリなく、1時間ほど経過した頃に、【ウニ漁】の磯舟が大挙してやってきたが、近くには来なかったので釣りを続けていたが、しばらくするとその中の数隻が目の前で漁を始めてしまった…。いまさら帰るっていう訳にも行かず…。 参ったなぁ〜



・日浦岬方向。たくさんの磯舟が見える。それにしても、この磯は、三脚が立てづらいんだよなぁ〜。


 予想はしていたが、いよいよ漁師さんの船やら、漁に使う長い道具なんかが、道糸にタッチし始めた。 風向きも、東向きに変わり、周囲に白波が立ち始めたので、午前10時頃に撤収準備を開始。一番右の竿から片付け始めて、序々に竿を撤収し始めたが、3本目を片付けていた時に、一番左の竿に パンチのある、強烈なアタリ で、竿が海中に引きずり込まれそうになった。慌てて竿を持ち、アワセを入れて一杯に竿を立てて高速巻きで根に潜られぬように巻きつづける。遠投していた為、なかなか魚が海面に出ない。
途中、暴れる様子もないが、とにかく重い。大物の予感…!!
 テーパーラインが手元に来た頃に、やっと魚が見えた。 アブラコだ!! まじで、デカイ!!!!!
 海面近くまで降りていって、タモなしで一気に磯に引き抜いた。磯に巨大な魚体が横たわる。
 恐らく、途中で暴れられて潜られたら道糸(ナイロン2号)から切られていただろうと思われる。ホントに揚がって良かったぁ〜。
 計測してみると、 自己新記録の57.1cm。

このポイントが、一発場である事が、この日、証明された日になった。



・アブラコも巨大になると別の魚に見えてきます。いったいおまえは何歳なんだぁ〜〜!!


 釣りを続けようとも考えたが、風も弱まりそうもなく、船もまだ目の前に居た為、泣く泣く納竿。
ホントはもう少しやりたかったが仕方がない…。

この磯は、波が出ると帰りの道がなくなってしまうので、単独釣行では無理はできない。

次回、来た時は、ぜひ【巨大カレイ】を釣ってみたい。  たぶんいるでしょう。何処かに……