なまらDEEPな釣り新聞

NO.65

日鉄桟橋跡&椴法華。ゲストを迎えて…。

2006.11/12・13



 道南にも冬の訪れを感じさせる寒気が入り、荒れ模様の天気が続いたこの週末。この日の朝も、小雪が降ったらしく、車に雪が積もっていた。 札幌からKatuさん(奥尻シリーズ参照) が道南に遊びに来ていたので、釣りをすることにした。
「この時期なら、やはり狙いはババガレイ!」という事で、一番、旬なポイントを選択したいところだったが、本命の『椴法華港』は、北西風強く、朝8時に行った時には釣りにならない状況。釣り場選びも限定されるなか、比較的、風が穏やかだった 『日鉄桟橋跡』 に入釣する事にした。

 磯には、午前9時前に入釣。風は先端に向かって出し風。先端に入りたかったが、釣り人がすでに入釣していた。やむなく、桟橋の橋桁があるポイントに入った。
 釣りを始めて1時間程過ぎた後、私に小型のイシガレイが掛かる。小型だったが、とりあえずボーズは回避。昼前には、『らしいアタリ』と共に、小型のアブラコを追加した。
 Katuさんは、入ったポイントが悪かったのか、序盤戦は連続して根掛かりに悩まされる苦しい展開。シンカーを棒オモリに替え、いざ勝負!!
 午後1時過ぎ。突然Katuさんのスピンパワーの竿尻が跳ねた。突然の出来事にビックリしたが、AXのパワーでゴボウ抜き。揚がってきたのは、 53cmのぶっといアブラコ。 文句なしの良型だ!!



・良型アブを掲げるKatuさん。


 その後、夕方の4時近くまで粘るが、後が続かず。暗くなる前に、納竿した。


 次の日。こころもち状況が良くなる天気予報だったので、椴法華港に二人で入釣した。到着したのは、午前3時半。気温も0℃近くまで冷え込み、風もお世辞にも弱いとは言えない辛い状況だったが、とりあえずロッドを振ってみた。
 暗いうちに、私の竿に『真っ赤な』アブラコが掛かる。型は30cmを若干超えた程度。明け方までは他にドンコが掛かった程度で、朝を迎えた。
 まだまだこれからと、餌だけはお互いこまめに替え、強風が吹きすさぶなか粘る。
釣り人は、二人だけ。この強風なら、常識ある人なら釣りはしないか…。
 午前11時頃。私の竿に『怪しい』って言う感じのアタリ。いつものアタリだ。しばし時間を置きアワセを入れて巻いてみる。
海面に魚体が現れた。 ババガレイだ!!

 

・粘り勝ちか!? 型は大きくないが、本命GET!! 


 午後3時頃。お互い集中力も切れかけた頃に納竿。厳しいコンディションの中、1枚揚がってホント良かった。