なまらDEEPな釣り新聞
NO.64
2006.11/5・6
11月6日。いよいよババガレイ釣りの本命シーズンである11月を迎えた、椴法華に
やってきた。前日の5日にも来てみたが、
釣果は『スカ』。
今日こそはと、連続でやってきてしまった。ババガレイ釣りではこの
しつこさ
も、大事だ。
到着したのは、午前8時前。前日の疲れからか、寝坊してしまったのでいつもより遅めのスタート。
先端部で空いている箇所があったので、そこへ入釣させてもらい、早速ロッドを出した。
この日は、風も強く午後からは天気も雨になる予報が出ていたので、午前中に、勝負をかけるべく
怪しい…
と
思われるポイントへイソメを房掛けした仕掛けを投げ入れた。
釣りを始めてみるが、いつも通りの静かな時間が続く。時折吹く強風に『撤収もやむなし…』という事も頭をかすめるが、何とか気持ちを立て直し、粘ってみる。
午前10時頃。横の釣り人のロッドに魚信が…。
ウネリもあり、頻繁に潮の流れが変わる状況だが、何とかアタリを確認できる。『おじさん。揚げてみたら?』と、言ってみる。揚げてみると良型のホッケが付いていた。
前回もそうだったが、周りで魚が掛かりだすと、自分にもアタリが来るという事もあったので、餌を替え、そのときが来るのを待った。
そして、午前11時過ぎ。竿先に僅かな反応。ババガレイっぽい強く引き込まれるようなアタリではないが、このパターンでのババも何度か体験しているので、静かに状況を見守る。3分ほど待ち、僅かに糸ふけを取り、反応をみる。それでも竿先に反応があったので、アワセを入れ、竿を立てて一気に仕掛けを浮かせる。どうやら何かついているようだ。更にリールを巻くと魚が見えた。
掛かっていたのは、
本命の『ババガレイ』だ!!
ウネリの為、魚を引き抜くポイントまで魚を持ち込むのにちょっと苦労したが、何とか揚がってきた。
41cm。納得サイズのババガレイだ。
その後、ホッケを一本追加した後、予想通り雨が降り出したので、午後2時前に納竿。
前日『スカ』だったので、何とか一枚揚げる事ができて本当に良かった。
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