なまらDEEPな釣り新聞

NO.63

10月の締め!! 椴法華でババガレイ釣り! まさか…の展開。

2006.10/29・30



 10月30日、午前3時半。寒空の椴法華港にやってきた。月曜という事もあり、釣り人の姿はなし。早速、先端部に釣り座を構える。 『万が一の、夜ババ』 に期待し、イソメ餌を投げてみたが、揚がって来るのは、予想通り 『ドンコ』や『スモール・ガヤ』 ばかり。なぜか分からないが、夜はいい事がない。釣り方が違うのかな〜〜?

 少しずつ日も昇り始め、明るくなってきたので気合を入れ直し、餌を全て交換して本命GETを祈願しつつ、仕掛けを投入。 『今日は、釣れるかなぁ〜』


・昇る朝日。赤に染まりつつある山肌を照らす。右は釣り場の様子。中間地点と、基部付近にも釣り人が居た。


 午前8時過ぎ。先端部入釣者にそれまでめぼしいアタリもなかったが、横の釣り人の竿が大きく引き込まれそうになる。期待も高まったが、揚がってきたのはアブラコ。しかし、このアブラコが何かの合図だったかのように続けざまに、同じ人にアタリ。タモ入れを手伝って揚げてみると『良型ババ』。「やられた〜〜!!」と思っていると、 自分の竿にも弱〜い反応が…
 アタリは小さく、どちらかと言えば【喰い渋りの子クロガシラ】みたいな感じ。糸ふけをとっても、かすかに竿先が震えている。全く確信は持てなかったが、とりあえずアワセを入れ巻いてみることにした。
リールを巻くと、結構重い。巻き続けると海面に魚体が現れた。 ババガレイだ!!
慎重にタモを入れ取り込み。 38cmのババガレイだ。型は大きくないが、嬉しい1枚だ。
「朝のうちに1枚揚がると、気持ちが楽になるよね。」と、横の人たちと話していると、私を含め、先端部の入釣者全員に次々とアタリが来た。揚げれば、ババガレイ。巻けばババガレイ。次々とババが揚がってくる。こんな事は、初めての体験だし、見た事もない光景だった。

ものの30分〜40分ほどで、先端部だけで、ババが7枚!!

私自身も、【3ババ】達成!!! ホント、いい〜〜〜〜ねっ!!!


午前九時。何事もなかったように、再び、静かな時間が訪れる。大興奮の釣り場。いったい海の中で何が起きたのかは分からないが、 【何らかの変化】 があったのは、間違いないようだ。

 その後しばらくアタリなく、むかえた午前11時過ぎ。餌を替え、投げるフォームに入ったところで、別の竿に突然大きなアタリ。投げる筈だった竿を慌てて置き、アタリがあった竿を持ちリールを巻く。ずっしりした手応え。この時点でババを確信。リールを巻き、途中潜られそうになりながらも何とか近くまで引き寄せた。海面に魚体が現れ、ババを確認。タモ入れ体制に入った瞬間、 針から魚が外れ、痛恨のバラシ!! ひぇ〜〜〜!!!勘弁してよ〜〜!

 諦めてなるものかと、同ポイントに再び仕掛けを投入。すると10分後、再びまた、あの【弱〜い反応】のアタリが…
しばらく待っても状況にめぼしい変化がない状態。気持ちを吹っ切り、確信は持てなかったが、アワセを入れ竿を立てて巻き上げる。魚が付いている気配。やがて海面に姿を表した。 ババだ!!

 
脅威の【4ババ】達成!!! もう、最高!!!!!


 その後、再び静かな時間が続き、午後4時頃まで粘ったが、さすがに疲れ納竿。今日は、先端部は大当たりだったようで、他の人が良型マコや良型マガレイも揚げていた。

13時間バトル。さすがに疲れたが、最高の一日になりました!!

→前日(10/29)、日鉄桟橋跡に入釣した際の釣果←