なまらDEEPな釣り新聞

NO.54

椴法華での釣りと、3回目の岩部。そして遂に、その時は来た!!

2006.6/12・6/18



 6月12日に、椴法華港にやってきた。前日の11日にも釣行したのだが、俗に言う「何かが起こる胸騒ぎ」がして、連続でやってきてしまった。  


・左は、朝方撮った写真。港の基部方向。右は、先端から見た風景。並継&振出の4本体制。


   朝3時頃、椴法華に到着。濃い霧雨で10分もするとびしょ濡れになった。
明け方の時間帯は、一切アタリなく静かな時間が続く。頻繁に通る船に道糸を絡ませないように、近・中投でアタリを待った。
 午前7時頃。大きなアタリと共に、竿尻が浮いた。力強くアワセを入れ、リールを巻いてたぐり寄せると、
【大型のアブラコ】 が揚がってきた。遠めで見た感じで見積もっても、45cmはありそうだ。
 タモを準備していたので、海面方向に下ろすと、 「届かない…。魚まで…。」

しばらく、固まってしまった。

周りに釣り人もいなく、万事休す…。

一か八か、思いっきり抜いてみるも、予想通りのバラシ!!

このシチュエーションを例えるなら…

【平日・深夜。TVを見ていたら、バカ受けしている青年一人。次の日、会社で、見た人がいないか聞いてみると、当然、誰も見ていない…。絶対にこの笑いを共感したいが…。悔しい!!】みたいな感覚。

 このポイントに来る時は、少なくとも7m。余裕をみるなら、8〜10m級のタモがあれば、安心して大物に対応可能と思われる。

 特に、単独釣行の方は。悔しい思いをしたくないのであれば……。




 6月18日に、3度目となる岩部海岸へ。今回は、矢越岬近くのポイントに行ってきた。


・釣り場から見た風景。海は、ベタ凪とは言えない感じ。矢越岬はすぐそこ。(真ん中の写真)。
このポイントもやはり、チョイ投げでも、十分深いポイント。


 釣りを開始したのは、薄明るくなり始めた午前3時半頃。
仕掛けを投入するも、やはりいつも通りに潮流早く、大きく右方向に流される。
1時間ほどして、チョイ投げの竿にアタリ。揚げてみると、40cm級のアブラコ。「今回も、丸物メインの釣りになるのか!?」
 その後も、同サイズのアブラコと、30cm級の噂の「赤いうまいホッケ」が、何本か揚がり、一時間ほど経った後、突然、大きく潮の流れが変わった。
 その直後、小さなアタリ。アタリから予測した感じは、中程度のホッケが餌に興味を持って、チョットかじってみたというような感じ。そのアタリの後は、追い食いもなく竿先も反応なし。潮流の関係で、アタリが竿先に出ないのか、分からなかったが、とりあえずシャープに軽く合わせてを入れてみる。根掛かりに似た、引っかかる感じだったがリールは何とか巻ける状況。巻いている途中は、よく丸物に見られる途中で暴れる感じもない。リーリングスピードが、上がらないので、できる限りに竿を立て、ラインのテンションにだけ集中し、一定スピードでリールを巻いた。
 力糸が見えた位で、くねった魚体が見えた。

ババガレイだ〜〜〜〜〜!!!!!




岩部のマスコット。


この日、カレイを数多く釣り上げたメンバー。