なまらDEEPな釣り新聞
NO.29
2004.3/21
2004年。雪解けも進み、カレイの岸寄りの声もちらほら…。という事で、3月21日。昨年も訪れた古平漁港に訪れた。この時期の積丹半島一帯は風が強い日が多いが、この日は風もなく快晴だった。
釣りを開始したのは、午前4時。3月だが気温は真冬並に冷え込む。かじかむ手を我慢しながら竿を2本構え、アタリを待った。
・今回のポイントから見た風景。みんなは釣れてんのかな〜〜?
30分ほどして連続した細かいアタリ。あわせてリールを巻くと25cm位の「ちびホッケ」が揚がってきた。小さいホッケでチョットがっかりしたが、何はともあれ、魚がかかれば嫌な気はしない。
とりあえず、ボーズは回避したと気持ちを切り替え道糸を1号に替え、練習がてら遠投を開始。しばらくアタリはなかったが、1時間ほど経ってゆっっっくり竿が曲がる。辺りはちょうど薄明るくなっていた。糸ふけを取り、食い込みを確認するが、ピクリとも動かない。「駄目か?」と思い、そのまま竿を置いた。5分ほど待ち、投げ直そうと竿を上げるとかすかに重みが……。
ゆっくりリールを巻き上げると、ひらひらと何かがついていた。慎重に取り込むと、待ちに待った「初カレイ」 クロガシラだった!!
・カレイはやっぱイイね〜!!
シーズン初めとあって数は上がらなかったが、これから数もサイズも上向きになることを願い、正午頃納竿した。