なまらDEEPな釣り新聞

NO.233

     地獄と天国……。  まさに、紙一重!!!

2013.5/25・26



 5月25日。先週に引き続き、ババガレイ狙いで 矢越岬 へ。今回のポイントは、 矢越岬の知内側。 午前4時に釣り開始。釣り開始直後、天気予報通り小雨がパラつく。東風という事もあり意外と寒い。どしゃ降りにならない予報だが、 正直ツライ……。
釣りの方はといえば、アタリがあれば、 子アブ & サメ  という厳しい展開。そのうち、カレイも来てくれるんじゃないか??

そんな甘い展開ではなかった。 結局、午前11時前まで頑張るも、 カレイ・ボーズ という厳しい結果。

横で竿を出していた坂本氏は、マコ・水草・マガレイの30cm〜35cmクラスを12、3枚…。

必死でやったんだが……。 完敗です!!



小雨振るなか、頑張ったんですが……。





 翌26日。今年初の岩部釣行。ポイント選びに悩んだが、昨日の事もあり、リベンジを兼ねてムリ云って、 矢越岬の福島側 に入釣。この日、同じ磯には、KATUさんと一緒。釣果のムラが激しく、なかなか難しいポイントだが、 ベストを尽くして天命を待つのみ!!


・今回のポイント。 丸ボーズも有り得る釣果ムラが激しい場所。



午前4時過ぎに釣りを開始。潮の流れは速くないのだが、この日は すこぶる風が強い!!  横風の為、思い通りのポイントに仕掛けを入れるのも困難な状況の中、午前5時頃、パラパラとしたアタリ。巻いてみるとホッケが付いていた。
腹が赤い赤ボッケ。  もちろんキープ。その後は、投げる距離・角度等、色々試すもアタリが遠い。

今日も駄目か……。

午前7時頃。アタリは無かったが餌でも替えようと竿を持ち、巻いてみると根掛かり。根掛かりを外すと 何か重い手応え。
海草の束でも引っ張っているような感覚だったが、何か 胸騒ぎ を感じ、竿を立てて全力でリールを巻く。
全力と云っても大したスピードでは巻けなかったが、腕もパンパンになりながらポンピング巻き。 正体は何だ!??

途中、高根が2段構えであるので、引っ掛からないでくれ!! と祈りながら、巻き続けること数分。 魚が見えた。白い、平たい魚体。  結構デカそうだ!!

完全に魚が浮いた。  奴だ!!   ババガレイ!!


下の針に子アブが付いていたが、この際無視。ババガレイのみをネット・イン。 49.5cmの良型。思わず天に向け拳を突き上げ、ガッツ・ポーズ!!

2日間の激闘だったが、何とか本命GET!!!




・奴 との2ショット。
 


その後、風は弱まらず、沖に白波が立ち始め安全第一という事で午前9時に納竿。
この日は、他の磯でもあまり芳しくない釣果だった。潮が悪いのか……。
船釣りしていたオヤッさんも、 『今日は駄目だ…』 と、こぼしていた。
なかなか厳しい二日間だったが何とか本命GETできた事に胸を撫で下ろすが 2日頑張ってカレイ一枚…。

厳しい展開の釣りだが、この一枚で全てが晴れやかに変わる、嬉しい一枚!!

もうすぐ6月。あと何度、岩部でチャレンジできるかどうか分からないが、少しでも奴に出会うチャンスがあるなら……。 また、来たい!!

なんだかんだで、まさかの2週連続GET!! ココまで来たら来週も…。 と、行きたいが そんな簡単じゃないのがこの釣り。


何処かに居るであろう、ババガレイ。 再び、出会えるであろうか……。