なまらDEEPな釣り新聞

NO.228

     寒さと雪…。  戦いは続く!! 

2013.2/17〜18



 2月17日、夜。エギングでもやってみようと、松前方面に車を走らせる。松前に到着したのは、日付が次の日になった頃。館浜でやってみたが芳しくなく、その後、 松前漁港 に移動。天気が荒れそうな予報だったが、いよいよ荒れてきた。
午前3時に釣りを開始した。さすがは、松前。 こんな時間でも、イカ釣り師が元気に竿を出していた。エギンガーは見たところ自分ひとり。 たまたま、知ってる人に出会ったので、色々訊いてみたが、 『エギングは、厳しいぞ!!』 と、アドバイス。 とは云っても、タックルはコレしかない。  やるっきゃないでしょ!! と、意気込んでみたものの、浮き釣り師が着々とイカを揚げているようだが、エギにはなかなか反応してくれない。堤防の高さがありラインスラック出まくりで、なかなか思う様な釣りにならない。



・こんな条件でも、イカ釣り師が絶えない松前。 ハンパねぇ〜〜!!


色々アクションを試していたが、スローなアクションに反応が!! 1時間半やって、やっと掛けた。慎重にたぐり寄せて抜き揚げ!! 超ビックサイズとはいかなかったが、 まあまあのサイズのヤリイカ。 まず一安心。 その後30分ほどやったが、寒さと横風に心折れ、納竿。

・意地は見せられたか!? 何とか、一杯!!! ビッグ・エギ投入!!



さぁ、次は、サクラマスだ!!!




ここからが、長い道程だった。除雪無し・視界無しの中、日本海に向かうが、ホワイトアウトの中の運転。



・明るい所で停車して撮影。松前〜上ノ国間は街灯も少ない。


午前6時頃。 『寅の沢』 に到着。物凄い吹雪だったが、覚悟を決めて砂浜へ。東風という事で、出し風気味なのだが、目まぐるしく風向きが変わる。
この日も、使うのはジグ一本。 どうなる??


・自分のほかに、釣り人一人。 ダメだ、厳しすぎる!!


砂浜の形が変わっている。何故か、水際から20mぐらい丘側に 水溜り が出現していた。深さは無いので漕いで海に出られたが、 しばらく来ないうちに……。

ひたすら、ジグを投げまくる。暫くして釣り人が一人降りてきた。気を使ってか、遠くに歩いていったので、挨拶も出来なかったが、こんな日に来るルアーマンだ。相当好きな方なのだろう。

お互い、一本捕って笑って帰りたいところだが…。

2時間ほど竿を振ったが、カスリもせず。少し波があり、出し風。条件的には最高に思えたが…。  今日もダメか………。

先程のルアーマンが近づいてきたので、しばし談笑。 『いやぁ、反応無いですね…』 との事。自分も同じですと答えると、 『もう少し頑張りますか!!』 と、力強いコメント。見るとミノーでやってみたいだ。

んん〜〜っ。ミノーでもダメだったって事か……。

午前9時前に、諦めがつき納竿。 あの後、釣れたんだろうか…。 分からないが、寒さと眠さで集中力が続かなかった。

2月はこのまま釣果無しで終わってしまうのか。 チャンスもあと数回。 3月になれば投げ釣りのほうも始まるし…。

頑張って、あと1・2回は行けるだろうか、サクラマス。3月ももちろんサクラマスタックルは車に忍ばせておくつもりだが、出来れば、2月中に一本!!

と、うまくいけばいいんだが……