なまらDEEPな釣り新聞
NO.226
2013.1/24
1月24日。気圧配置の関係で、朝は東寄りの風。
『コレは、チャンスだろう!!』
と、日本海に向かった。
まず向かったのは条件が良さげな
『寅の沢』。
この浜は、来るたび来るたび形が変わる不思議な場所。久々にやってきたが、以前、埋まっていた岩がムキ出し状態。
不調だという事で、普通にやってちゃ釣れんだろうと、今回使うのは、
『メタルジグ』
のみ。遠投に全てを賭ける!!
・寒さもほどほど。追い風気味の好条件。釣れていないせいか、釣り人の姿確認できず。
暗かったが、とりあえずジグを投げてみる。2・3度投げては、10mほど移動し、また、投げるのを繰り返す。人が居ないので、自由にやれる。約1時間ほど投げて、色々やってみたが、反応は皆無…。
ここで粘り倒すか考えたが、今日は条件も良さそうだし、色々やってみるか!! と、釣り場変更。
北上するか、南下するか悩んだが、南へ向かう事にした。松前方面は、あまりサクラ狙いでは行った事がないので、勉強がてらということで…。
次に訪れたのは、
『石崎』。
ここでひとつ手前のワンドで、マス狙いらしき釣り人発見。チョットは期待もアップしたが、何故かココだけ風が猛烈に強い。追い風気味なのだがハンパない風。寒風吹き荒び、立っているだけで凍える寒さ。
投げ釣りでは何度も経験していたが、
『石崎の法則』
は健在だった。東風だろうが、ココだけは釣りは成立しづらい。
・寒さゆえ、10投ほどで撤収。 駄目だ、厳しすぎる!!
次に向かったのが、
『大鴨津』。
投げ釣りではやった事がないが、なかなかイイ雰囲気の砂浜だ。砂浜自体が広く、ホントやりやすそうな雰囲気。
降り口から、右には人が居たので、左へ向かう事にした。ここでも1時間ほど投げてみたが、一度だけ魚らしきアタックあり。アワせた直後にバレてしまったが、どうもマスっぽくない感じ。
妙に軽い引き感だったし……。 何だったんだろう??
ココでは数名、マス狙いの釣り人に出会えた。
地元の人らしき釣り人の一人と話が出来たが、『今年は、結構厳しい。年明けから数度来ているが、なかなか…』との話。
最後は、
『茂草』。
この時点で昼前。午後からは荒れそうな天気予報だったので、ラスト・チャンスか??
・遠くに、小島も…。 澄み切った冬の空ならでは。
ジグ投げまくりだったこの日。もう既に腕はパンパン状態。飛距離も伸びないが、出会える事を信じただただ投げまくる。
30分ほど経った後、何かがヒット。スイスイ揚がってくるところと巻き感の軽さ。
『こりゃ、サクラマスじゃないな…』
揚がってきたのは、
『ホッケ』
しかも小さい。まぁ、何も無いまま終わってしまうよりは良かったが……。
・今年初釣果は『ホッケ』でした。
正午過ぎに、何かが吹っ切れて納竿。 今年の初釣りは思惑通りには行かなかったが、これからに向け、身になる釣行だった。
釣れない釣りの方が学ぶことが多いと思うし、そのうちリベンジも出来るだろう。
サクラシーズンは、まだまだコレからが本番。河口規制が始まるのは4月1日。 それまでには、何とか1本捕りたいが…。
通うっきゃないか!! コレばっかりは!!