なまらDEEPな釣り新聞
NO.225
2012.11/11
11月11日。朝からは釣りには行けず、天候も悪化の一途を辿りそう…。 かなり迷ったが、昼めがけて出撃。向かったのはいつもの
椴法華。
港内の船道側は、先客有りで入れそうも無い感じ。先端部は空いているが、なにぶん風がすこぶる強い。覚悟を決め、先端部に三脚を2台立てた。
やるしかない!!
4本体制で、正午頃釣りを開始した。
・沖は白波でいっぱい。 コレは、我慢の釣りになりそうだ…。
仕掛けを入れて直ぐに、子アブが掛かる。その後も数度。放置プレイが多い椴法華でアタリがあるのは嬉しいが、なにぶん打ち直すにもツライ感じの風。三脚が倒れないように、抑えながらの切ない釣り。
長期戦はかなり厳しいか??
天気予報に反し、雨も降り出す。雨雲レーダーの感じから、長く降らない事は分かっていたが、気持ちも折れそうになる。
午後1時半頃。風で竿先が叩かれる中、一度
『フワッ』
としたアタリがあった様な、無かった様な……。一度道糸を張ってみるも無反応。その後も竿先を注視していたが、再び同じような反応。思い切って、アワセを入れて巻き上げ。潮の流れと風で、だいぶラインにスラッグが出ていたんだろうか。
巻いて暫くは空巻きのような感じから、突然
『ドスンっ』
とした重み。
これは!!!
魚が浮いた。くねった白い魚体!! 間違いない!!
奴だ!!
ババガレイ!!
道糸が緩み気味だったせいか、自分の横の竿とお祭り。解こうか迷ったが、ベールだけ起こし、道糸をフリーにして、タモは準備していたが、タモは使わず抜き上げ。
魚が着地した瞬間、針から外れた……。
危ねぇぇ!! ヤッちまうところだった!! まぁ、無事に取り込み成功。 やっと逢えたよ!!
それにしても長かった……。 ココまで…。
・大型ではないですが、ホントに嬉しい秋の初物!! アツい!!
風で、『ダイワ・メジャー』も飛んで行きそうです〜! 抑えてないと!!
一枚揚げて、もう一枚!! と、行きたいところだったが、気持ちと緊張が吹っ切れてしまい、午後2時前に納竿。
まぁ、まだチャンスはあるだろう。今日はあまりにも条件が悪すぎる。三脚ぶっ倒れる前に帰路に就いた。
訊いた話では、この日は朝も数枚、ババガレイが揚がったらしい。 そう、もう11月も半ば。いつもなら、こういう感じなのだが……。
今年は、高水温が続きいかんせん展開が読めなかったが、やっと明るい話題も出てきた。自分としては、正直、秋に一枚揚げられて、
ほっと
したというのが正直なところ。
何回も書いてきたが、この釣りだけは、全く保証の無い釣り。
全ての条件がジグソー・パズルのピースのように、ピタッと合った瞬間に、ババガレイは姿を現す!!
東寄りの風が爆風だったが、その日の夕方、第2戦で
入船でチラッとイカ釣り
のほうもやってみた。休日という事で人も多いだろうと午後4時過ぎに釣り場に入る。
この日も、持ち出したのは、エギング・タックル。若干南寄りの風に変わる事もあり、横風でエギングには厳しいコンディション。
現れるか?? ヤリイカ!!!
薄明るい時間から、キャスト開始。暫くして
『グ〜〜ンッ』
とした、イカ独特のアタリ。揚げてみると付いていたのは
『マメイカ』。
エギをフォールしている間、周りの浮き師の浮きを眺めていたが、どうも周りでもマメイカは釣れている感じ。ベテランの方は、タイミングを見計らいタックル・チェンジしてマメイカ・メインの釣りに切り替えている様子。かなり釣れていたのかも知れないが、詳細は暗闇で分からず。浮きに反応が出るものの、乗せ切れない理由が分からない方は、空巻きも必然的に多くなる。
結局、午後6時過ぎに早めの納竿。ヤリイカの姿は見られずも、マメイカ数杯確認。
ヤリイカ………。 何処行った??
・強風の中、何とか4杯。アタリ取るのも、厳しいです。この横風じゃぁ……。