なまらDEEPな釣り新聞
NO.218
2012.7/15
7月15日。この時期、例年なら下海岸にを帆走している時期なのだが、急遽、
岩部
に行く事になり出撃決定。
午前3時半に出港となった。この日参加したのは8人。奥のポイントを中心にそれぞれ分かれて釣りをスタートした。
・ドンヨリとした空。吹き降ろす風……。
この日は、思ったより沢から吹き降ろす風が強く、仕掛けが思う思うようなポイントに入らず悪戦苦闘。さらに潮の流れも速く、釣りは一層困難な状況だ。
序盤戦は、子アブのみがあがってくる状況。アタリも散発的で、どうもエンジンが掛かってこない。午前5時前に、一度ピクッと竿先に魚信。また子アブだろうと巻いていくと、なかなかの型のマコガレイが付いていた。
『カレイ、居るじゃん!!』
ヤル気モードにスイッチが入り、餌を替えて打ち直す。
午前6時チョット過ぎ。三脚を倒さんばかりの風。潮も速過ぎて、道糸も真横に走るような状態になり、『これはさすがに投げ直さなければ…』と、一本ずつ巻いていくと、その中の一本にどうやら何かが付いているような反応。
道糸が絡みながら揚がってきたのは…。
そう、 ババガレイ。
型は大きくないが、嬉しい一枚!!
付いてるじゃん!!!!
その後、粘るも何も無く午前10時に納竿。今回から渡船の船も新しくなり、機動力もアップ。まだ不慣れな為磯に渡るまでどうしても時間が掛かってしまうが、慣れればもう少し手際も良くなるだろう。
この日は、他のポイントでババガレイが一枚。この時期らしく水草ガレイの姿も……。
全般的に低調な釣果だったこの日の岩部。しかし、諸条件揃えば、まだ勝負にはなりそうな雰囲気は感じられた。