なまらDEEPな釣り新聞
NO.211
2012.5/19
5月19日。再び
岩部
に行ってきた。この日は、風こそ穏やかだったが、なんだか海がざわついて、磯波がありそうな感じ。不安ながら船に乗り込むも、やはり多少波があり大潮・満潮と重なり、磯に渡るまで悪戦苦闘。
この日、同じ磯に乗ったのは、
『TEAM HUKUHARA』
薄明るい午前4時半ごろ釣りを開始した。
・今日はなんだか、スカッとやれそう!!
朝一の一投目。投げて三脚に竿を置いた直後、一本の竿がシーソー状態になった。
『何だ、何だ??』
と、合わせを入れて巻き上げる。
ビンビンとした反応。付いていたのは、45cm強のアブラコ。さすがにカレイじゃないとは思ったが……。
アブラコを針から外し、振り返って竿を見てみると、どうみても道糸の走りがおかしな竿が一本。この日は潮の流れが速く、早速根掛かりしたものと思っていた。
リールを巻くと、一瞬
『ズルッ』
とした感覚があり、その後は意外とスムーズに巻くことが出来た。数十メートル巻いたところで、一度
『ガクッ』
とした魚信。何か付いているようだ。
一瞬、白いシルエットが見えた。
『マコか??』
いや違う。
この曲がった感じの魚体は…。 そう、
『ババガレイだ!!』
その後、延々と静かな時間が続く。暇なので
『マコガレイ、居ないのかなぁ。居るとは思うんだけどなぁ』
と雑談していると、
Jr
が何やら不穏な動き。ライトタックルな竿が大きく曲がっている。魚が見えた。
『マコガレイだ。何だ居るじゃん!!』
・苦しい展開の中、なんとか……。
その後、自分の竿にもマコが掛かり、ラストで良型カジカを追加したところでタイム・アップ。
なんとか一枚揚げる事ができたが、この日は全般的に不調だった岩部。特にマコガレイの薄さカ゛顕著だった。
船釣りをしていたオヤッさんに聞くと、ほんの少し沖に出るとマコガレイは居るという話。遠投すればよかったのか、はたまた実際には岸寄りしていたのに見つけられなかっただけなのか。それとも、潮が悪いのか……。
まだまだ5月。 もうワンチャンス、ツーチャンスはあるだろうか。かなり怪しい感じなのは間違いないのだが……。
・この日の釣果。