なまらDEEPな釣り新聞

NO.200

長い静寂を破り……。  秋シーズン開幕か??

2011.10/9



9月はイカ狙いで竿を振り回すも、状況が振るわず悪戦苦闘の日々が続いた。
そして気付けば、10月。そろそろ秋風が吹き始め下海岸がアツいシーズンになってきた。10月9日。淡い期待を胸に秘め、 『椴法華』 に向かった。到着したのは正午前。連休中という事もあり、ひとタイミング外した時間帯からの勝負だ。


・のんびり、港内側に釣り座を構える  


風が若干あり、先端部にも釣り人がいた為、この日は舟道側に釣り座を構える。釣りを開始してみるも、まったく無反応な時間が延々と続く。

休日という事もあってか、周りではライトタックルでガヤなんかを狙う人で混雑していた。ポツラポツラとは揚がっているようだ。
そのうち、ガヤ釣りの人が居なくなり、それと入れ替わるように、浮き釣り師とロックの釣り人が増えて来た。狙いは根魚か? はたまたイカなのかは訊かなかったが‥‥。

午後4時過ぎ。一本の竿先に僅かな反応。 よぉ〜〜く 見ていないと、見逃してしまいそうなほど弱い反応だったが、そのまましばらく注視。 2回目の反応でアワセ。

んっ!!  乗ったには乗ったがチョット巻いた感じがガヤや、アブとは違うぞ!!

そのまま巻いていくと魚が見え、白い魚体とクネっと曲がった魚影がチラリと見えた。
タモを引き寄せ、浮いた所でそのままランディング。型は小さいものの、 久々のババガレイの登場!!

やっぱ良いなぁ!!  この感じ!!



やっぱり、この姿を見てしまうと……。 止められないね!!  


サイズは37cmと、やや小ぶりなものの、久々に見る 胡麻振りボディに、特徴的な尾っぽ。 んん〜〜、 イイねぇ!!

その後、2時間ほど釣りを続けるも、アタリはこの一回限り。まさにワンチャンス。まださすがに魚影は薄い印象はあるものの、確実に状況は良くなっていくものと思われる。

とりあえず、秋シーズンに一枚揚げる事ができ、ホッと胸を撫で下ろす事が出来た。まだまだ続く秋のババガレイシーズン。
更なるドラマを求め、この秋もロッドを振りまくるぞ!!