なまらDEEPな釣り新聞
NO.194
2011.5/15
5月15日。この日も波が高く、岩部釣行は無理と判断。日本海は西風強く断念。噴火湾も数日前時から残るウネリが海を濁らし、芳しくない。
ならばと、しつこく『函館沖堤』に行く事にした。この日行ってきたのは、
『白堤』
。午前4時前に釣り場に到着。早速釣りを開始。
釣りを始めて間もなく、先端部で釣りをしていた道央圏からの遠征組の方の竿に反応。訊くと、竿尻も浮いたらしい。
『まさか、こんなに早くは‥』
と、思っていたら、
巻き上げる竿の曲がり具合、道糸の角度、魚の浮かな具合‥‥。
怪しい!!
足元で魚が浮いた!!
マジかよ!! ババガレイだぜ!!!
朝一の一投目で仕留めるという離れ業。
んんん〜〜っ、絶句‥。
久々に目の前でババガレイを見せつけられ、忘れかけていた
アツい想い
が完全に蘇ってきた。 まだまだたっぷり時間はある。雰囲気はすこぶるイイ。今日こそはヤったるぞ!!
・白堤先端は、足場が低いので、デカイ船が通った後は、引き波に注意!!
早朝の早い時間帯は、いつも通りの『子アブ・ラッシュ』カレイのアタリは遠い。午前7時過ぎになっても、まだカレイの釣果無し。
業を煮やし、竿を一本持って、そこら中に仕掛けを投げて、新たなポイント探し。外海側に何やら怪しいポイントを発見。
釣り場を移動し、仕切り直しで釣りを再開。30分程経った頃、1本の竿にカレイらしきアタリが!! 巻いてみると小型のマコガレイが付いていた。残念ながらリリースサイズだったが、とりあえずの平物。ホッと胸を撫で下ろす。
そして餌を替えようと残りの3本も順にリールを巻いていると、そのうちの一本に
何やら生命反応が!!
そんなに重くはないのだが、巻いていくと道糸の角度が竿と鋭角に!!
魚がなかなか浮かない!!
これはまさか‥。
魚が浮いた。 上バリに小型のマコ。下バリには‥。
ババガレイが付いてんじゃないですか!!!
興奮度MAX。
揚げてみると40cm弱のババガレイ。
やっと会えたよ。 お前に!!
・決して大型ではないが、嬉しい今シーズン初物の、ババガレイ!!
その後は、マコガレイ38cmを頭に、10枚ほど。(食べる分だけ、3〜4枚キープ)。昼前に一度アタリが集中した時間があったので、無理言って2時間程、釣りを延長するも、ドラマは起きず。
全体的に小型のマコが多かったが、時折
『おぉぉぉ〜〜!!』
なサイズのマコも揚がっていた。
・朝一で仕留められたババガレイ & 昼前に良型連発の坂本氏。
今年は、まだ大型が揚がった噂は聞いていないが、しつこく通えばとんでもない大物に出くわす可能性もある釣り場。
『函館沖堤』
少しずつ良化の気配を見せる函館湾。今年も
『アツい』
シーズンが始まった!!