なまらDEEPな釣り新聞
NO.189
2011.1/25
1月25日。今年は例年になく雪が多く、釣りに行くにも厳しい日々が続いていたが、この日は日中から気温も上がり、風も弱い穏やかな天気。これは久々にチャンス到来と、急いで準備し、一路、
松前
に向けて車を走らせた。
道中、知内から福島へ抜ける
『千軒』
辺りから、序々に道路脇の雪が増え始め、吉岡では国道でありながら、道幅が極端に狭い所もあり、大型のトラックなんかもすれ違えないほどの狭さ。歩道に高く積まれた雪で、出てくる車や人も全く見えず、おそるおそるノロノロ運転で進んでいった。
しかし、それ以降は松前に近づくにつれて雪も少なくなり、
『これなら、なんとか釣りになるかな??』
と、ホッと胸を撫で下ろす。
そして、松前に到着。
松前漁港
に向かってみると、外房にはイカ狙いの釣り人が多数居る様子。時間は午後4時。
早速、準備して外防波堤を歩いて行った。狙いの外海側のテトラには、やはり融けきらなかった残雪があり、テトラに乗れる所が少なくなっていた。ようやく中間部に一カ所、なんとか前に出られそうな場所を見つけて、そこに入ってみる事にした。
・日が沈む頃には、気温も急速に下がり始めてきた。いざ、勝負!!
早速、エギをキャスト。この日、エギのサイズは、2.5〜3.5号までを持っていった。とりあえず、3号から釣りを開始。底の感じは、見える範囲では沈みテトラが多数見えていたので引っ掛かるのかなぁと覚悟したが、少しキャストした沖のほうは、底を探った感じでは、引っ掛かる感じやラインが擦れる感じも無い。
周りには、浮き釣りの釣り師の方も何人か居たので、その浮きの動きも注視していたが、浮きが沈むのは確認できず。
エギのサイズ・カラーを替えながら、2時間程やってみたが、アタリらしき反応は無し。浮き釣りの方も帰る方も居たので、
夕方のこのゴールデンタイムに、この反応の少なさは厳しい
と判断し納竿。
この日は、午後8時までの釣りと決めていたので、もう一カ所。
『舘浜』
でも、チラッとやってみる事にした。
先端部に行ってみると、やはり釣り人が居た。港内側のほうしか空いていなかったので、そこでやってみる事にした。
しかし、ここでも……。 反応が無い。
カスリもしない時間が延々と続く。
タイムアップが近づいてきた、午後7時半頃に……。
底のほうを意識しながら、根掛かり覚悟の厳しい攻めで、ネチネチ探っていると、突然
『ドンッ』
としたアタリ。
どうにか乗ったようだ。重さから察して豆イカではなさそうな感じ。
来るか??
揚がってきたのは、30cm位のヤリイカ。 やっと来たよ!! 本命!!!
・もう少し大型なら、更に嬉しかったんですが……。
さらなる釣果をと、残り時間が少ない中、ひたすらしゃくり続けるも、とうとうタイムアップ。ボーズは逃れたが、ちょっと寂しい釣果……。
本当の松前サイズはこんなもんじゃない筈。 次回は超大型!!! と、宿題を残し、帰路に就いた。
帰り道……。 道路はアイスバーン状態…。 あぁぁぁ〜〜 滅入る!!!