なまらDEEPな釣り新聞
NO.187
2010.12/14
12月14日。久々に夜釣りにでも行こうと車を走らせた。向かったのは、
知内・小谷石方面
。午後3時過ぎに小谷石に到着。まだ、暗くなるまでに少し時間があったので、イカ釣りでもやろうと思い、午後4時過ぎからチラッとやってみる事にした。
ポイントは、以前から浮き釣りで入りたいと思っていたポイントの
狐越
。今回はエギングでトライしてみる。
ここのところ、西交じりの風が吹いていた道南。波は低いだろうと思っていたが、ウネリ気味の波が磯を洗っていた。15分ほど波の様子を見て、なんとか釣りになるだろうと判断。磯に向かう。
・波具合が、結構厳しい!! 大丈夫かなぁ…。
明るい時間は、さすがにエギには反応無し。表層・中層とくまなく探るもイカがコンタクトしてくる感触も無い。
日没近く。底付近を
ネチネチ
とエギを踊らせてみると、いきなり
『グンッ』
と、怪しいアタリが!! しかし、イカは完全にエギを抱いていない感じ。
更にエギを激しく動かし、ハイ・アピール。そして、ロング・テンションフォール。
すると再びアタリがあり、今度は大きく竿先に反応が出た。
アワセどころはココだ!! と、アワセを入れる!!
なかなかの重み。底付近で掛けたので、なかなか浮いて来ないが、明らかにイカの反応。
リールを巻いていくと、イカが水を吐きながら浮いてきた。
イイぞ!! なかなかのイカだ!!
これは暗くなってからが楽しみだと、思っていたが沖からモクモクと大きな山みたいなウネリが!!
『ヤバい!!』
と思い、高台に飛び移る。
岩盤全体が波に飲み込まれるような大きなウネリ。これ以上は無理と判断し、波が低くなるタイミングを見計らって避難。
一応、ライフジャケットは着ていたが、この気温。ましてや転倒しようものなら大変だ。更にこの日は単独釣行。無理は禁物。
相当悔やまれる撤退だったが、ヤリイカの姿は確認できた。まぁ、またチャンスはあるだろうと、釣り場をあとにした。
そして、本命の夜釣り開始。
久々に竿先ライトをポチっと折る。緑色に輝く竿先……。
やっぱ、イイなぁ……。 この感じ……。
午後6時過ぎに釣りを開始するも、ドンコ・ラッシュに悩まされる。根掛かりも激しく、次々と仕掛けもロスト。苦しい展開だ。
夜釣りは、久々なのでアワセのタイミングがズレて、
『スカ』
も多発……。 苦戦は続く!!
午後8時過ぎに、ようやく
ハチガラ
をゲット。しかし型が小さい。ポツラポツラとアタリは出るが、大型のドンコと小型のハチガラが、入れ替わりで釣れてくるのみ。
午後11時過ぎに、風も強まり、雪の降り方も強くなってきた。竿先のライトも見るのが困難になり、心が折れて、納竿。
もうちょっと、型物出ると思ったんだけどなぁ…。 うまく、いかないもんです……。