なまらDEEPな釣り新聞
NO.175
2010.9/10
9月10日。久々に投げ釣りに行ってきた。向かったのは定番の
椴法華
。最近釣果のほうの話も、全く聞かないので調査を兼ねて行ってきた。
この夏の異常気温と、高いままの海水温…。例年とは状況がかなり違うと思うのだが…。
現地に到着したのは、ちょっと遅い午前8時頃。さすがに投げ釣りの釣り人は皆無で、ロック・フィッシャーが一人居るのみ。
とりあえず、先端部に行き海を眺めてみた。海面に海藻の切れ端などは浮いていない。何故かカモメが多く佇んでいたが、まぁ、なんとかなるだろうと釣りを開始。
久々に、投げ竿を振ってみたが、恥ずかしながら、一投目目はかなり、おっかなビックリな感じが歪めない。
『投げ竿って、こんなに重くて、硬かったっけ??』
まぁ、2、3投目してからは、そんな違和感も薄らいでいったのだが……。
・朝のうちは、快適だった気温も陽が高くなると、急上昇!! まだまだ暑い!!!
コンブ漁がまだ続いているせいなのか。磯舟が頻繁に通り、なかなか投げられない状況だったが、なんとか4本投げ終わり、一休みしていると、一本の竿に
明らかな魚の反応が!!
数秒した後に、
大きなアタリの後、竿先が大きく曲がっていく!!
慌ててアワセを入れて巻き上げる。
釣りを開始して、まだ40分余り…。
まさか、まさかの本命か!?!?
巻いた感じが、大物の登場を感じさせる。一応、タモを肩に背負って取り込み準備。どんどん巻いていくと、最後に大きく
『ガクン!!』
と大きな感触が…。
この感じは、丸物の予感!!
現れたのは、ちょっとイイ感じのアブラコ。この時期の椴法華。魚がバカスカ釣れる事も期待薄。ここは慎重に行かねばと、タモにて確実に取り込む。
揚げてみると、50cmには届かないものの、なかなかの良型アブラコだった。
・47.5cm。楽しませていただきました!!
なんか今日は、感じイイぞと、暑い中頑張って、午後3時まで釣りを続けたが、その後は子アブが数匹来ただけで、納竿。
平たい魚の出現を期待したが、この日は姿を現さず……。一年通しても、投げ釣りが最も厳しい時期の9月。
しかしながら、秋シーズンは、ちょっとずつ、確実に近づいているのは間違いない…。