なまらDEEPな釣り新聞

NO.171

絶好のコンディションの岩部度の釣り。 上昇気配!!

2010.5/30



 5月30日。天気も良く、風も弱い予報だったこの日の道南地方。 『これは、岩部に行くしかないでしょ!!』 と、岩部に行ってきた。 この日行ってきたのは、矢越岬近くのポイント。 今年の岩部では何かパッとせず、不完全燃焼な釣りが続いていたが、この日はどうか??

竿を4本セットし、遠・中投げに投げ分け、午前4時に釣りを開始した。

 


・絶好のコンディションだったこの日。 波も低い。 出るか?? 本命!!!


釣りを開始。しかし何も反応が無い。調子がイイ時には何かしらの反応があるのだが、時折、中投げの竿に子アブが掛かるだけ…。

今日も、何だか嫌な予感が…

平物無しで、2時間半が経過。同じ磯に入っていた邦さんに話を聞いてみると、 『朝から、マコやら、マガレイやらホッケやらで大忙しだった。』との話…。
ちょっとしか離れていないのに!! 嘘だろ?? そんなに魚居る気配ないだろ!!

でも、現実。  何がそんなに違うんだろう。『遠投したら、すぐに平物掛かってくるぞ。 遠投一本に切り替えたら。』とも言われたが、朝から遠投を繰り返していたが、何も反応が無いので直結ラインに切り替えてしまっていた後…。 自分を信じ、細かくポイントを探る作戦を実行した。

すると、数分後。  激しいアタリと共に、竿がクロス状態に!!  慌ててアワセを入れて巻いてみる。  かなりの重みだ!!
なるべく竿を立てて、高速で巻きたいのだが、重みでなかなか巻けない。 この底走り感…。 たぶん、アイツだ!!
数メートル先で魚が浮いた。  中型アブ?? いや、下バリにもう一匹…。

ババガレイだ!!  来たぁ〜〜!!!



・40cm弱のアブとダブルで揚がってきた42cmのババガレイ。久しぶりの岩部のババ!!


その後は、イイ潮に変わったのか、しばしカレイ・タイムが続き、マコガレイがポツラポツラと掛かりだす。午前8時頃に、仕掛けを投げて錘が底に落ちる前に喰ってきた43cmのなかなかのサイズのカジカを追加。
今日は何だか雰囲気がイイぞ と、納竿前まで丁寧に餌を替えながら、時折ポイントを替えてじっくり探ってみる。

すっかりアタリが遠くなって、退屈な時間が続いていた午前9時頃。再び大きく差し込むようなアタリ。 しかも、竿先が戻ってこない。 このパターンは典型的な… 再び竿を立てて巻いて行く。 かなり重い巻き感。 一度潜られてしまって引っ掛かったら THE・END。

足元で魚が浮いてきた。 現れたのは、やはりババガレイ。  やったぜ!! TWO BABA!! 

午前10時頃に、納竿。 朝のうちはかなり厳しい結果も予想していただけに、喜びも倍増だ!!



・42cm&38cmババ。 マコが35cm頭に数枚。
何故か釣れた43cmカジカ。


この日は、なかなかの好調だった岩部海岸。 他の釣り場でも40cmOVERのマコガレイも揚がり、数もマガレイなども交じり、多く釣れていたようだった。条件次第だが、これからもしばらくはまだ、イイ状態が続きそうな気配を感じた。



・久々に、みんなで撮ってみました。釣果のムラが激しい岩部での釣り。
こういう事もなかなか無いんです!!