なまらDEEPな釣り新聞
NO.156
2009.10/18〜19 & 21
10月18日。そろそろ夜釣りもイイんじゃないかと思い、下海岸方面に車を走らせた。
函館を出発したのは午後6時頃。まず向かったのは、
『古武井漁港』。
入釣したのは、内房先端部付近。
イカ釣り師の方が居たので、
『どうですか?』
と聞いてみたが、
『駄目ですね…』
との話。とりあえず、根魚用の仕掛けを付けた竿を4本出し、イカでも… と、思っていたのだが、投げ竿を出し終わったところで、天候が急変。
スコールの様な雨
が降ってきた。1時間程で、振りは弱まったが、シトシトと振り続く雨。すっかり濡れてしまったが、釣りを続ける。
すっかり、ネガティブになり、イカ釣りはやらずじまい。 やれば釣れたんだろうか…。 真実は解らず…。
午後11時過ぎまでやってみたが、ドンコが数匹釣れただけで、納竿。まだ時期的に少し早いのは分かっていたが、まだチャンスはあるだろうと、一つ奥の港
『御崎』
に向かうことにした
御崎に到着し、先端部付近で竿を出してみたが、状況は変わらず。アタリは遠く、2時間ほどで見切りをつけて竿を畳んだ。
今日は諦めてこのまま帰ろうとも思ったが、まだ少し餌も有ったので、帰り際に、
『大澗』
で竿を出すことにした。釣り場には、日付も変わった、午前2時過ぎに到着。ポイントは、先端部手前の舟道。
早速、仕掛けを入れてみる。このポイントはイカも狙えるので、もしかしたらと思い浮きを流してみたものの、
『タナゴ』と『子ソイ』の猛攻
があるだけでイカの気配無し。気付くと辺りも薄明るくなり始めた。朝は、根魚の仕掛けからカレイ用の仕掛けにチェンジし、アタリを待つ。
午前7時過ぎに初めてのちゃんとした魚っぽいアタリがあり巻いてみると、なかなか良型のホッケ が付いていた。
魚を針から外し、ふと空を見てみると空には、
『クッキリとした虹』
が出ていた。何かいい兆しのように思ったが、風上にできた虹。
それは雨の前兆でしかなく、しばらく経ってからは再び雨模様…。
その後は何も起こらず、疲労がピークに達し、午前9時頃に納竿。
貧果に終わった夜釣り。印象としては
『勇み足』
だったのは揺るぎない感じ。
本格化はやはり11月に突入してからだと確信。
次回に期待!!
10月21日。
古部斜路
に行ってきた。本来なら椴法華に行きたかったのだが、早朝に行ってみると風の具合が芳しくなく、古部に来てみると風も何とかなりそうな感じだったので、ここでやってみる事にした。
とは云っても、時折強く吹く風に三脚を2度ほど倒されての厳しい条件での釣り。
それに加え、突如猛スピードで飛んでくるカモメに数度道糸を引っ掛けられ…。
んん〜〜!! 落ち着かん!!!
そんな中、午前7時過ぎに中投げの竿に初めてのアタリ。
巻いていくと揚がってきたのは
ホッケ。下海岸カラーのイイ感じのホッケだ!!
その後は、再び静かな時間が続く。一定間隔で餌を替えながら粘っていた午前11時過ぎに、遠投の竿を巻いてみると…。
結構な重み!!
昼前のこの時間帯。確率からいえば、あの魚だろう!! とも思えたが……
巻いていくと、時折プルプルとした手応え。魚が浮き、見てみると……。
またしても、
『ホッケ!』 でも結構、サイズはイイ感じだ!!
昼過ぎに、風が更に強まり、根負けして納竿。もう少し条件が良ければ、違った感じの釣りになっていたかもしれないが……
まぁ、なかなか釣れないのが、またババガレイ釣りの醍醐味であって、だから、釣れた時の喜びも倍増する訳で…。
ホッケ一本の価値も、秋の下海岸では高い。あの旨さを知っている人なら、尚更に!!
次回は、是非とも本命GETといきたい!!