なまらDEEPな釣り新聞
NO.155
2009.10/12
10月12日。椴法華に行ってきた。到着したのは午前5時頃。連休最終日という事で、釣り場は若干混雑気味。
先端部に行ってみたが、先日の台風の影響でテトラ等が流れている様子はない。
入れそうな場所はあったのだが、わざわざ狭い所に入るのも気が引けたので、先端部は諦めて
通称『ヘリポート』
で、釣りを開始した。
風も天気予報で確認してきたよりも強くなく、まぁまぁのコンディションでスタート。ただ、時々
カモメが猛スピード
で道糸に突っ込んでくるので、引っ掛けられないかヒヤヒヤのしながらの釣りだったが…
午前6時半頃に初めてのアタリ。しばらく待ってアワセてみたが、
スカ…。
何だったのかはわからないが、魚は居るようだ。
1時間後の午前7時半頃に、再び竿先に反応。糸がたるんでいたので、もう大丈夫だろう巻いてみると、揚げる寸前に巻き具合が軽くなりながらビクビク反応し、大きく道糸がカーブしていった。どう考えても、カレイっぽくない感じ。
揚げてみると、やはり丸物。
『ホッケ』
が付いていた。ホッケといっても、魚体が黄色と赤のコントラストが顕著ないかにも旨そうなホッケ。
迷わず、KEEP!!
その竿を投げ直して15分位経った後、投げたばかりの竿に再び、先程と同じようなアタリ。糸ふけはやや少なかったものの、ほとんど変わりない感じ。またホッケだろうと決めつけて、テトラに乗りリールを巻いていくと、やけに重い巻き加減。
ダブル or 良型か??
さらに巻き続けると…。 出た〜〜! ババだ〜〜!!!
ホッケだと思い込んでいた為、不覚にも手元にタモが無い。近くの人にお願いしてタモを手渡ししてもらい、すっかりテトラの間の海藻の中に埋もれてしまっているババと一騎打ち。何度か水面に姿を現わすのだが、波のタイミングと、竿の弾力と、魚の抵抗。魚までの距離が長い事でタモのタイミングが噛み合わず、ネット・インできない。
数分格闘したのちに、やっとネット・イン。見てみると……。
なかなかの良型じゃないですか!!
バレなくて良かった〜〜!!
・49.2cmのババガレイと、赤ホッケ。
午前9時半頃に先端部が空いたので、釣り場を移し2匹目を狙ったものの、何も起きず…。
真正面からの風が強くなってきた正午に納竿。
序々に、良化の気配を見せる椴法華。よく会う方に聞くと、魚が居ない事は無いと思うが、安定して釣れるまでは至ってない話をされていた。
とは言っても、10月も中旬を迎えているのも事実。一気に良化もあり得る状況になっているのは、間違いないと思うのだが…。