なまらDEEPな釣り新聞
NO.152
2009.9/13
9月13日。午後に時間が空いたので、
『上磯に、チカの様子でも見に行かないか??』
という事になり、車を走らせた。
到着したのは、午後4時過ぎ。釣り人の数は結構居るのだが、魚が釣れている様子が無い状況。
『まぁ、とりあえずやってみるか……??』
と、同行した坂本氏と二人で竿を並べてやってみることにした。
釣りを開始してみたが、竿先に反応が乏しく、時折揚がってくるのは、
爪楊枝みたいな細く、短いチカ
だけだった。
お互い苦笑いしていたが、ほどなく、イカ釣りに使えそうなサイズもチラホラ掛かりだし、1時間ほどで二人で何とか30匹ほどをキープ。
群れは、薄い印象だったが…
イカ釣り用のチカは、大きすぎても小さすぎても使い物にならない。
この、
『ほどよいサイズ』
を釣るのが、結構大変だ。
とりあえず、ひと勝負できそうな体制は整ったので、急遽、イカ釣りに行くことを決意。この日は、一人で函館・入船漁港に向かった。
午後6時頃に、入船に到着。釣れていないせいか釣り人も疎らな感じだったが、早速テトラを越え外海側に釣り座を構えた。
まだ薄明るい時間に仕掛けを投入。アタリを待ったが、いっこうに反応は無い。時間だけが過ぎていった。
何も無いまま2時間ほど経った後、突如、電気ウキが水中に引き込まれていった。
『来たかぁ〜〜!!』と思ったが、何か様子が……。
黙っていると、どんどん水中に仕掛けが引き込まれていくので、竿を立てて必死に抵抗。道糸が、
ギュ〜〜ンと鳴っている!!
リールが付いているわけではないので、アタリはダイレクト。なんとか手前に寄せて見てみると、正体は、
30cm弱のソイだった。
結局3時間ほどやってみたが、イカの姿を見ることなく納竿。先端部にも知り合いが居たので様子を知らせてもらったが、あまり芳しくなく、揚げた人も見かけなかったという話だった。
まだまだこれからと考えたいが、はたして今年はどういった展開になっていくのだろうか…。
良化を願いつつ、釣り場をあとにした。