なまらDEEPな釣り新聞
NO.151
2009.7/25・26・27
数日前から釧路に滞在していたのだが、なかなか釣り竿を出す暇がなく、また、天気も
シトシト、ジトジト
した感じの日が多く憂鬱な日々が続いていた。
7月25日の午後に、この旅で色々とお世話になっている
『K1さん』
に、
『これから、チラッと釣り場廻りするけど、行くか??』
との誘いを受けたので、同行する事になった。
まず向かったのは、
『太平洋シーサイドライン』
にある、
『昆布森漁港』。
というところ。
釣り人は居たのだが、サッパリ釣れないという話だったので、竿は出さなかったが、マス釣り・サケ釣りでは、実績があるところらしい。周りの風景も釧路市内から、数十分という距離にありながら、背後に高い崖が現れ、突然ワイルドな感じに変わっていた。
『投げ釣りやっても、たぶん面白いんだろうなぁ…』
と思いつつ、再び車に乗り込んだ。
その後は、釧路市内に戻り、
『釧路西港・第一埠頭』
に向かった。到着してみるとマス狙いであろう釣り人が一杯。雨もポツラポツラ降っていたが、
『チラッと、やってみよう!!』
という事になり、早速準備。
3時間ほどしかできないが、何かが起こることを信じて……
最近、降り続いていた雨の影響か、海水の濁りがひどい状況だったが、
『釣れる時は、釣れる!!』
とのアドバイスを受け、ルアーを振る。水の濁りを考え、赤・金のアピール度の高いルアーをこの日は使ったが、時々『ウグイ』と思われる、小さいアタリはあるものの、フッキングまでに至らず。周りの様子を見ても、マスが揚がっている様子はない。午後6時前に、辺りが暗くなり始めたので納竿。
魚が居なかったのか、タイミングが悪かったのか分からないが…。
結果は…… 『丸ボーズ!!』 残念!!
翌26日の早朝。久々の釧路の夜に思わずハッスルし過ぎてしまい、徹夜のままの相当キツイ状況だったが、釧路市内にある
『シリト』
というところで、釣りをする事になった。午前4時前に釣り場に到着。前日の釧路西港ほどではなかったが、釣り人が沢山居て、すでに釣りを始めていた。ここもやはり水の濁りがヒドイ状況だったが、
その瞬間
が起きることを信じ、ルアー・ロッドを振り続けた。
午前7時頃に、横で釣りをしていた人に
何かが
ヒット。見てみると、正体はアメマスだった。その後も数回ヒットを目撃したが、どれもアメマスのようだった。そんな中、同行していた
『K1さん』
にも、何かがヒット。
『軽い、軽い。たぶんウグイだ!!』
と言っていたが、一応タモを持って待ち構えていると、
一瞬キラッ
と、魚体が光った。
『ウグイじゃないですよ!!』
と云った瞬間に、魚が反転。バレてしまった。
大きさから見ても、絶対にウグイではなかったような感じが…。 惜しい!!!
がぜん、やる気も出てきて丁寧にルアーを引いて頑張ってみたが、その後は何も起きず。午前9時頃に、
『そろそろ、止めるか…。』
という事になり、納竿。
なかなか本命に出会えない。というか、誰かが釣ったのさえ見ていない。
魚に嫌われているのか…。数週前までは、コンスタントに釣れていたらしいカラフト。 一歩遅しか!?
翌27日。天気予報ではあまりイイ天気になりそうになかったのだが、一か八かという事で、再び太平洋シーサイドラインへ。
『老者舞』(オシャマップと云うらしい。こんなの読めるかい!!)
というところに向かった。
夜明け前に現地に到着したのだが、
予想通りの雨。っていうか、予想以上のどしゃ降り!!
せっかく来たので、
『1時間ほど待って、天候が回復しなかったら諦めよう。』
という事になったのだが、雨はいっこうに止む気配もなく、終了。
こうして、道東でのカラフトを求める旅は終わってしまった。
今回は姿を現してくれなかった
カラフトマス。
いつかまた、再訪した際は…。 と大きな宿題を残し、道東を後にした。
・セキネップの崖。足がすくむ高さ!!