なまらDEEPな釣り新聞
NO.149
2009.6/20&21
6月20日。風が少し心配だったが、波はなさそうな雰囲気だったので、久々に
岩部
で釣りをする事になった。
このところ、東寄りの風が延々と続き、太平洋からのウネリが消えず、波と風の具合が芳しくなかった。
それに加え、週末といえば、雨模様の日が多く、なかなか岩部の磯に渡れない状態が続いていた。
『6月は、渡れないまま終わってしまうのか…??』
とも思われていたが、この日は、風がなんとかもちそうな予想だったので、ギリギリの判断で、渡船決定となった。
午前3時半に釣り場に到着。矢越岬近くのこのポイント。今年入るのは初めてだが、自分的にはババガレイとの相性がいいポイントだ。
早速、4本体制で釣りを開始。
今日こそ出るか?? 本命!!
中投げ&近投を3本。遠投をとりあえず1本で釣りを開始。するとすぐに遠投の竿にアタリがあり、巻いてみると30cmチョイのマコガレイが揚がってきた。
とりあえず、カレイは居るようだ。
遠投に反応が出た為、遠投の竿を一本追加しアタリを待つと、すぐにアタリがあった。リールを巻いた感じはそんなに重い感じはしなかったので、また同じようなサイズのマコガレイだろうと巻いていたが、
なんだか大きな白いシルエットのものが浮かんできた。
波打ち際まで行って、取り込み。43cmの良型だった。
その後も、遠投の2本にアタリが続いた。
『全部、遠投に替えようか…』
とも考えたが、しばらくするとアタリがパッタリ途絶えてしまった。
今日の目標は、マコガレイの数を釣る事でも、マコガレイの良型を釣る事でもない事を思い起こす。次にチャンスにすべてを賭ける。
午前6時半に全ての竿を太糸の直結ラインに替えて、ババガレイ狙いにチェンジした。
例の如く、根掛かりが多発し、アタリが有っても揚げてみると子アブばかり…。 我慢の釣りが続く。
そんな事が数時間続き、午前9時頃。東寄りの風が強まりだし無念の撤収司令の電話が…。 もう少しやりたいのは、やまやまだったが、こればかりは仕方がない。
結局、釣れたのはマコガレイと子アブのみ。
良型が一枚来たのがせめてもの救いか??
帰りの船上で、釣りの状況を聞いてみる。この日、何処の磯に乗った人も口を揃えて、
『朝一の時間しか、魚が食わなかった』
と言っていた。一瞬勝負の釣りだったこの日の釣り。
岩部らしいと云えば、岩部らしいのだが……。
・朝のワン・チャンスに、揚がったカレイ。 ババガレイは、朝の1投目らしい…。 お見事!!
翌6月21日。
椴法華漁港
に行って来た。仕事の疲れからか、はたまた前日の岩部釣行の疲労からか、朝寝坊し、釣り場に到着したのは正午前。
釣り場に着くと先端部には釣り人の姿なし。誰も居ないならと先端部に釣り座を構えた。
『今日は、夕方まで!!』
と気合を入れて、釣りを開始。
さすがにこの時間。アタリは物凄く遠い。想像はしていたが、これほど厳しいとは…。
何も無い時間が延々と5時間ほど続き、もうすでに、一般的に云う『夕方』。
やっとのアタリ。
揚がってきたのは、30cmのマコガレイ。その後も1時間半ほど釣りを続けるも、何も起きずに午後6時半に終了……。
寝坊した俺が悪かったのか……。 やはり、厳しい〜〜、下海岸での釣り!!!
・小型ながらも、さすがは下海岸のマコガレイ。やや厚めな魚体だった。