なまらDEEPな釣り新聞
NO.145
2009.5/21&24
5月21日。大型クロ狙いで、
室蘭へ。
室蘭に到着したのは午前0時過ぎ。
西3号L字は、釣り人多数で釣り場が確保できない状況。西2号埠頭も右角は満員御礼状態だったので、左角に釣り場を確保し朝を待つ。
しばし仮眠をとり、午前3時に、そそくさと釣りの準備。このポイントは初めてやりポイントだったので、とりあえず色々な角度に、距離も投げ分けて釣りを開始。分かってはいるのだが室蘭らしく、
『ヒトデ・ラッシュ』
が続く。
アタリもなく、魚が付いていた…。 なんて甘い事は、有り得ず…。
近くに、ローカルのチカ釣りのオジサンが居たので、退屈な時間が延々と続く中、面白い話なんかも聞けたりして…。
自分が、このオジサンの歳になって、釣りの話をこんなに楽しくできるだろうか…。 とも思えば疑問だが…。 そうあれば、最高だけど……。
正午過ぎに、初めてのアタリらしきティップ・アクションと共に、小さく糸ふけ。
ドギマギしながらリールを巻いてみたが…。
・巻きの軽さから、想像はできたが…。正体は30cmチョイのイシガレイ。
その後、午後5時過ぎまでロッドを振るもアタリなく納竿。
イシガレイは話し込んでいたオジサンが持って帰る事になった。俺が持って帰っても……。帰り道の距離と時間を考えれば、オジサンが喰った方が、美味しく頂けるのではないかと…。
5月24日。
懲りずに再び室蘭へ。
この日も釣り人が多く、なかなかポイントが決められないでいたが、西2号埠頭の右角のフェンス付近に釣り場を確保。午前4時の釣りを開始。この日は西寄りの風が強く、右角のポイントに入っていた人は、まともに横風を受ける格好。朝の早い時間に、そのポイントに入っていた人に、
50cm級のクロガシラが…。
『よし、俺も!!』
と、気合いを入れるも、全くアタリは無い。午前10時頃に弱まらない風に嫌気がさしたのか、
『もう止めるから、此処でヤレょ!!』と優しい言葉。
ポイントを聞いて、いよいよ右角で釣りをスタート。風は切なかったが、せっかくのチャンス。諦めずに竿を振りまくる。何も無い時間が延々を続いたが、午後3時過ぎ。
竿先が若干お辞儀し、その後、糸ふけ…。
待ってたよ。この瞬間!!
アワセを入れて巻いてみる。魚は付いているようだったが、何か違和感が…。魚が浮いた。
またかよ〜〜〜。イシィ〜〜!!!!
もう一度、アタリをと夕方6時まで竿を振るも何も起きず。ドッと疲れが残るまま、
無念のフィニッシュ。
実際、目の前で魚が揚がっているのを見ているのだから、魚は居るとは思うのだが…。
簡単じゃないのが、室蘭の釣り。釣れるか釣れないかのキー・ポイントは…。 分からない。何故なんだ〜〜!!!