なまらDEEPな釣り新聞
NO.134
2009.3/10
3月10日。そろそろ投げ釣りを開始しようと、午前3時頃に家を出発。冬の間に痛めてしまった右手首の具合を確かめるのと、しばらくロッドを振っていなかったので、投げる感覚を取り戻すのを兼ねて、足場の良い釣り場でと考え、
知内方面へ。
午前4時頃、知内に到着し釣り場を物色。釣り人の姿が殆ど無く、何処の釣り場にも入釣できる状態だったが、モノは試しにと、いつも入る
『高校裏』の左岸
ではなく、あえて
『右岸』
に、入ってみることにした。
ここでの釣りは、まだ暗いうちに竿をセットし、夜明けの薄暗い時間から日の出までの短期勝負の釣り場。
太陽が昇ってしまうと、釣果がガタ落ちで、アタリがほとんど無くなるパターンが多い。
さらに、潮が右に流れるか、左に流れるかで大きく釣果が変わってくる。潮の強弱も釣りに大きく影響する。
この日は、右岸に入釣して緩く右に流れる潮。あまりイイとは言えないパターンだ。
川から流れてくる流れ藻なんかが、すべて右に流れ込み、道糸や仕掛けに絡むからだ。3本体制で釣りを開始したが、予想通り、流れ藻を除去しながらの釣りを強いられた。
開始してすぐに手の平サイズのイシガレイが掛かる。とりあえず丸ボーズは免れたが、なんとなく不穏な予感…。静かにリリース。
やはりまだ、時期が少し早いか??
短期決戦の釣り場。このまま終わってしまうのか…。と思われたが、日が昇る少し前に、
一本の竿が小さくお辞儀!!
アワセを入れて巻いてみると、
やや良型のイシガレイ
が付いていた!!
納竿前に、リリースサイズのイシガレイを追加し午前7時半頃。
陽もすっかり昇りタイム・アップ。
途中、
季節外れの冷たいにわか雨
に襲われ、厳しい釣りになったが、とりあえずボーズは免れたので、今日はとりあえず良かったか??
心配された手首の痛みも我慢できないほどではなかったので、ひと安心…。
今回、本命のマコガレイには出会えなかったが。まだ少し早いのは分かっていたが、
気温がもう少し上がれば、ちょっとずつ釣果も良くなっていく
のは、間違いないと思われた。
・38.3cmのイシガレイ。残念ながら、本命は現れず!!