なまらDEEPな釣り新聞
NO.125
2008.9/14
9月14日。最近、何かと忙しくまともに釣りに行けない日々が続いたが、この日は朝から完全オフ。
さて、
『何の釣りをしよう…。』
と悩んだが、9月に入ってから不調との噂が絶えない
『椴法華漁港』
で前回のリベンジを兼ねて、
あえて
竿を出してみることにした。
椴法華に到着したのは、午前5時半頃。連休ということもあり、釣り人も結構来てるのかと思っていたが、この日も釣り人は少ない。どうやら、釣り場の確保にはあまり苦労しない感じ。先端部に空いている場所があったが、この日はあえて
船道側の『下段』
を釣り場として選択。4本体制で、釣りを開始した。
・天気は最高だが、北交じりの風が幾分強い。初秋の風が、心地イイ。
午前6時前。先端部で竿を出していた人が、
『ババ、来たぞ!!
と、見せてくれた。この早い時間にババがくるということは、この後、粘れば何かが起きると感じ、丁寧に餌を替え、アタリを待つ。
しばらくして、同じ下段で竿を出していた人にババがヒット。サイズは40cmチョットないぐらいだが、久々にババが海面から現れるとこを目撃。自然と釣りにも力がこもる。
『次は絶対に自分だ!!』
と、その時を信じ、アタリを待つ。
午前8時半過ぎに、下海岸で鮭釣りをしていた釣り仲間が、様子見で椴法華にやってきた。ババ釣り師ではよく、いい意味で
『怪しいか??』
だとか、
『出そう??』
などという会話が交わされるが、この日は
『かなり、怪しい!!』
と答えておいた。
まったく根拠はないのだが…。
そんな話をしていた直後、一本の竿が
大ぉ〜きくお辞儀ぃぃ〜〜!!
典型的なババガレイのアタリ。軽くアワセを入れて、巻き上げる。やはり底を這うような道糸の走り。
『これは、来たでしょ!!』
魚が見えた。 ババガレイだぁ〜〜!!
・今年初の、下海岸のババガレイ。『ゴマふりタイプ』な魚体。40cm。やや幅広なやつ。
その後、
『もう一枚!!』
と頑張ってみるも、昼頃にタナゴを一匹追加し、午後2時に餌切れで納竿。
これからは少しずつ良化していくのは間違いないと思うが、
『どうせ、釣れないだろう…。』
と悲観してしまっては何も起こらない。
ある人は言う。
『ババが居ないわけじゃない。喰わないだけなんだ…』
ババガレイは、静かに仕掛けを見つめているはずだ!!