なまらDEEPな釣り新聞

NO.124

苦難の投げ釣り & それならばと…。

2008.8/26&9/2



 8月26日。 椴法華 に投げ釣りに出かけた。最近は、椴法華に誰かが釣に行った話も、釣れた話も聞かなくなっていたので、どういった釣りになるかわからないが、 『まぁ、やってみよう!』   と、午前6時頃、椴法華に到着した。

先端部を目指し歩き始めたが、思いのほか東からのウネリを伴った波が強く、風も東寄りの強風。海を見てみると、沖に出ている船も確認できなかった。とりあえず、先端部で竿を出してみたが、投げ入れた仕掛けが、横波で動かされいかにも釣れなさそうな雰囲気。ならばと、船道側に釣り場を移してみたが…。


結局、粘り強く午後2時頃まで粘ってみたが、正午過ぎに ホッケが一本来たのみ!! 底荒れがひどく、昆布の切れっ端が何処に投げても引っ掛かってくるような状況。 『これは、しばらくはキビしいかなぁ…。』 と、釣り場をあとにした。




 9月2日。何かと忙しく釣りに行けない日々が続いたが、夕方からだが、何とか釣りに行ける時間が作れそう。
急いで釣りの準備し、 北斗市の『上磯漁港』 に向かった。ココに来るということは…。 そう、チカ釣り!!
夕暮れ時にココに来たのは初めてだったが、果たして釣れるのだろうか??  半信半疑のまま、釣りを始めた。


 辺りを見てみると、 『ハゼ狙い』 の釣り師がいっぱい。チカ釣りをしているのは、どうやら私一人。 きびしいか!! やっぱり。
予想通り、チカは釣れず 『子ウグイ』『子ボラ』『子サヨリ』のオンパレード。 海水も濁りが混じり、いかにもダメそうな雰囲気満点。とりあえず撒き餌だけは丁寧に打っていると、なんとかチカが混じりだした。ほかの魚を10匹釣って、チカが1匹掛かるか、掛からないかの辛抱の釣りが続いたが、何とか8匹ほど釣ることができた。

そしてここからが、今日のメイン・イベント。今年初の 『ヤリイカ釣り』 に出掛けた。行ってきたのは、 『函館市・入船漁港』。
到着してみると…。誰も居ない…。まぁ、時期的にはまだ早いけど、まさか誰もいないとは…。


 午後6時半頃。静かに釣りをスタート。風はあるものの、波は低くなかなかのコンディション。
すっかり暗くなった午後7時頃。 静かに浮きが沈む。 イカ釣りの感覚を呼び起こしながら、慎重なやり取りの末に掴んだ1パイ目。型は小さいが、とりあえず1パイ釣れてホッと胸を撫で下ろす。
その後の数分間、立て続けに2ハイ目、3バイ目が!! もしかして、爆釣パターン!? と思ったりもしたが、その後の1時間半は何もなく、午後8時過ぎに納竿。

 とりあえずイカが居ることは確認できた。秋が深まるにつれ、徐々に型のほうも、数も、釣果は上向いていくだろう。
今年の秋も、夜は忙しくなりそうだ!!



<左> 型は小さいが、何とか釣れたヤリイカ。
<中> 釣り場にて。なんだか 『怪談話』 する時みたいな照明になってますが…。
<右> 自宅にて。この一杯のために…