なまらDEEPな釣り新聞

NO.111

夜マコは難しい〜〜。 & 気合いの大移動の行く末に見たものとは…。

2008.5/4・5



 5月4日の午後6時頃。 『上ノ国の汐吹で夜マコやるよ〜〜』 と電話があり、合流する事になった。
木古内経由で現地に到着したのは午後8時頃。もうすでに数枚の良型マコ・クロを手にしたメンバー。期待は高まるが、はたしてどうなるか??



・夜マコに投げる距離はあまり関係がない。
『ピンポイントに打ち込む技術』『喰い込み重視の柔らかめのロッド』『夜釣りでもしっかりアピールできる仕掛け』が、キー・ポイント。

真の『夜マコ・バスター』 は、その点を考慮したタックルを使用している。

私が普段投げ釣りで使用している、投げ釣り用の屈強なタックルでは、アタリはあっても、魚は乗らず…。

夜マコは、『繊細な釣り』だ。
丁寧な仕事が要求されるし、警戒心が強い『マコ』を狙うには、ある程度の我慢が要求される。





・ちなみに、携帯電話の横にいる魚が、私が辛うじて来た25cm程の小型クロ。 でも、感謝している。『ゼロ』か『イチ』かは意味が違うからだ!!

夜マコも、なめられない事を痛感した筆者だった。 悔しい〜〜!!





 午前1時に納竿し、その他のメンバーと別れ、GW最後のの思い出作りにと、 一発勝負で江差→落部→八雲(高速に乗る)→室蘭 という事で、大型狙いのクロ勝負に、 室蘭港 に遠征した。 2年振りの室蘭釣行。一発来るか!?

 到着したのは午前4時頃。白鳥大橋の風力デジタル掲示板では 『15m』 の表示。せっかく来たのに遠くまで…。釣りになるのか!?

・今回、入釣したのは 通称『L字』 (こういう名称で呼ぶのは私だけか??)

とりあえず、4本体制で釣りをスタート。強い横風に飛距離も稼げないまま、できる限りのの事はやってみる。 定番の『ヒトデ』の猛襲を耐えながら、めげる事無く奇跡を信じ、餌を替え投げ直す。

  午前8時頃。一本の竿が、何か他の竿とは違う動きを示す。怪しいと思いながら、その竿を注視し見守る。
その竿の糸ふけを取ってみると時々張ったり、脱力するように緩んだり…。
『まさか??』 と思い、アワセを入れリールを巻く。かなり重い。時折ラインに掛かるテンションが強くなったり弱くなったり…。

何かいる!! モンスターの気配…。   魚が浮いた。ヤバい! かなりデカイ!!

強風・霧雨の中で、タモ入れを頼む事も出来ず、単独で取り込む事になり、水面ギリギリにラインの巻き込みを合わせ、タモを足でたぐり寄せて無事、ネットイン!!
計ってみると 50.4cmの良型。

遠い道のりをチャラにする渾身の一枚。ベリー・ナイス!! GOO!!



思い起こせば、室蘭に何度通ったか…。やっと来たよ! 座布団ガレイ!!

5月いっぱいは、チャンス満点の室蘭のクロガシラ。あの重み、心に留めます!! 機会があれば、また来たいけど、遠いね。ちょっと…。