なまらDEEPな釣り新聞
NO.11
2002.8/7
夏枯れムード満点の8月7日。昨年も同時期に訪れた「余市港」に、夜釣りでソイを狙ってみようと思いたち夜8時頃、札幌を出た。
当日は、小雨模様で釣りをやるには、いただけない天候ではあったが、天候の回復を待つため、少し多めのビールとつまみを買い込みチャンスを待った。
夜も過ぎ、午後11時30分頃。天候も幾分回復し、「自分はいったいここに何をしに来たんだろう…」と、本来の目的を思い出し、とりあえず竿ケースから竿を出してみる事にした。
来た時からずっっっと濡れながら頑張っていた大学生と思われるグループは、「電気浮き」を用い、ソイを狙っていたようだったが、釣れてる様子はないようだ。
朝の余市港・中防波堤周辺。漁師の朝は早い!そして忙しい。
ここ余市港・中防波堤には海底にブロックが敷き詰めてあり、ブラー釣りには、若干コツがいる。まずできるだけ遠くにブラーをキャスティングし、着底するのを待つ。あとは、海底を沿らすようにゆっくりリールを巻く。これがゆっくり過ぎると根がかりし、また逆に早すぎると魚がかからない。
ソイは一度アタリがあると、何回も果敢にアタックしてくるので、一度アタリがあってばらしても、油断せず次のアタリを待つのがGOOD!
結局、釣り自体は3時間位しかやらなかったけど、今回はワームで初の釣果を達成。また珍客で
「クロガシラ」
もブラーでゲットし、まずまず楽しい釣りになった。
ここで余市で出会った変わった人の話しを一つ
朝、帰り支度をしている途中に軽トラに乗ったおじさんがやってきて「ハンドルが切れねぇ〜!!」と騒いでいた。「そんじゃ〜、ここまでどうやってきたのさ!!」と突っ込みを入れようか迷ったが、それをやってしまうと「負け」
だな〜と思い、完全に無視した。 _終わり_