なまらDEEPな釣り新聞
NO.105
2008.4/1
4月1日。この日も
【北西風】
が非常に強い予報。日本海側は釣りをするにはどう考えても無理そう…。
午前3時に自宅を出て、北西風に強そうな場所を巡りながら、釣り場を決めることにした。
『そんな日なら、釣りなんか休めよ!!』と思い留まり、自宅待機できない自分が恨めしい…。
まず行ったのが、知内方面。小谷石に行ったが波は意外とない。しかし、風が思ったより
北向き。
北北西って感じ。チョット厳しいか??
ならばと、さらに歩を進め、福島町の岩部方向に車を走らせた。
来てみると、意外と波もなく磯にも入れそうな雰囲気だったので、思い切って
『女郎ヶ岬』
に入釣する事にした。
一台、車が止まっていたので、『釣りに来たんですか??』と聞いてみると、『釣りです。』とその人が言うので、『何処に入りますか?』と聞くと、『右のほう。』と言っていたので、『手前に入ります。』と言って、早速、釣りの準備開始。まだ薄暗かったが、
あまり時間的な猶予が見込まれそうになかったこの日。短期勝負開始!!
午前5時頃に釣りを開始。遠投を投げ終わった後に、直結糸で周囲の根を確める為、投げては巻き、さびいてみる。なんとなく怪しい場所を確めて、餌を付け、その場所に投げてみる。
引っ掛かりそうな場所もあったが、巻いた感じは高根をまたいでいる感じはなかったので、その場所に仕掛けを置く。
最初は、風も規則性を持って吹いていたが、そのうち、不規則な方向からとてつもない強さで風が吹き始めた。波も徐々に立ち始め、砕けた波の水しぶきが自分に向けて飛んでくる。
だんだん、切ない気持ちに…
先端部に入った人も、何とかカレイを釣っているようだった。アタリが取れているかはどうかはわからなかったが…。
これから、風・波ともに良化する事はないと判断し、1時間ほどで納竿。一本ずつ片付けていると中投げの竿に、重みがあり巻いていくと、
『マコガレイ』
が付いていた。
この状況じゃ、アタリもわかりません!!
魚がいる事が分かったので、もう少し続けることも考えたが、あまりの風の強さに撤収。
75m〜100mあたりの、あまり投げていなかった竿に付いていた一枚。条件が良かったら、好漁に当たるかも知れない。
今回は35cmチョットないぐらいのサイズだったが、水深も結構あり、根もきつめなポイントな印象。もしかしたら、
一発ある予感
を感じさせる釣り場。
あの引っ掛かり感からすると、ババの可能性もありに思えた。
・何とか来た、マコガレイ。何とか○ボウズは回避…。