なまらDEEPな釣り新聞
NO.102
2008.3/13
3月13日。前日の12日は、知内方面に行く予定だったが、事情があり中止する事になった。この日はあいにくの東まじりの風模様。
という事で、日本海に出撃!。当初、上ノ国方面に行く予定だったが、
日常の暮らしからくる疲れからか、若干寝坊
してしまい、朝間詰めのいい時間に間に合いそうにない。それならばと予定を変更し先週も訪れた
『カモメ島』
で釣りをすることにした。
今回、入釣したのは
通称『カゲ』の、釣り仲間では
『島の横』
と言われている場所。
午前5時半頃に、釣り場に到着。駐車場所には、ほかに何台か車が止まっていたので、カゲにも釣り人が居るものと予想していたが、ここのは誰も居なかった。
江差の外防波堤かクズレに行ったのだろうか?
早速、ロッドを3本セット。遠投2本に、近投を1本。ここも先週行ったクズレ同様、チョイ投げに大型が来る事があると聞く。
自分自身ではいい思いをした事はないが、足元から深いこのポイント。
ここまで来てしまえば、砂浜での釣りと違い、水深を得る為の遠投は必要ない。可能性は、十分にある。
釣りを始めてみたものの、期待とは裏腹にアタリがない時間が続く。
午前7時にようやく初めての魚信。見過ごしてしまいそうな弱いアタリ。アワセを入れて巻き上げる。
水深のせいかラインに抵抗が掛かり巻き応えは十分。
魚が見えた。平たいし白い魚体がヒラヒラ…。
でも、小さい…。25cmあるだろうか。小型のクロだった。
残念!!
去年、惨敗しているポイントだけに過度の期待もあったのかもしれないが、小さいながらも魚がいる事は分かったので、ひたすら投げ続ける。すると、流れが変わってきたのかコンスタントに魚が掛かりだし、午前9時までに退屈しない程度に30cm級のクロ&アサバが釣れてきた。
午前10時頃。しばらくアタリがなかった竿に、明らかに今までと違う深めのアタリと十分すぎるほどの糸ふけ。この時期のカレイは喰いが渋い事が多いので、十分すぎるぐらい待ったうえでアワセを入れ、巻き上げる。変に引っ掛かるのも嫌だったのでひたすら早巻き。竿が弓のように曲がる。
テーパーラインがリールに収まる頃、魚が見えた。チョットいい型っぽい感じ。海面近くまで寄って抜き揚げる。
見てみると、マコガレイでサイズは35cm。
厚さも申し分ない。おそらく抱卵物だろう。腹がうっすらオレンジ色。待ってたよ!! こういうの!!!
その後、ホッケの30〜35cmが二匹ほど掛かったが、明らかにアタリが遠のき、午前11時前に納竿。
この日の釣果は、35cmのマコが1枚、クロガシラが33cm頭に3枚、アサバの30cm級が1枚、ホッケの中型2本。
『カゲ』
では、潮の流れが釣りの重要な要素になるような気がする。今回入釣したポイントも、潮が大きく左にとてつもなく流れるような速い潮になると、何処に投げても根掛かり多発の最悪のポイントになってしまう。
カモメ島全体に言えるのかもしれないが、仕掛けだけは多めに持って行く事はもちろんのこと、引っかかるのを知っていても
一発狙いの為にあえてその根に打ち込む勇気…。
勇気が試されているのかもしれない。 ご健闘あれ〜〜〜〜!!