なまらDEEPな釣り新聞
NO.100
2007.12/23
12月23日、午後6時半頃。今年、何かと話題の
『古部斜路』
にやってきた。夜のうちは、斜路でカジカ釣りをやり、夜明けからは、ババガレイ狙いにチェンジし、釣りをする事にした。
早速、ロッドを3本準備し、イカゴロ仕掛けに秋刀魚の定番スタイルでカジカを狙う事にした。
午後7時頃。独特のアタリと共に、
30cmぐらいのカジカ
をゲット!!
『魚はいる!』
と、意気込んでみたものの、この日の潮周りは
大潮。
干潮が近づくと共に、斜路の水位がみるみる下がっていく。『これでは
駄目だ…』と、一度仮眠。
午前2時頃。起きだして海を見てみると水位が上がっていたので、再び釣りを開始した。
時々餌を替えながら待っていると、1時間後、
引き込むようなアタリで、竿尻が浮いた。
アワセを入れて巻いてみると
38.6cmのカジカ
が付いていた。
その後、粘ってやってみるもアタリが遠のき、午前5時半頃にカジカ釣りを終了。仕掛けをカレイ用にチェンジし、明るくなるのを待つ。午前6時半頃。竿先が確認できるぐらいに辺りが明るくなってきたので、4本体制で釣りを開始した。
・釣り場の様子。今回は4人で入釣。岩盤にも人影が…。釣れるか、大物!!
最近、めっきり釣果が落ちたと言う噂だったので、
『まぁ、気長にやろう!』
と、時々餌を替えながら、アタリを待ったがその噂の通り、私の竿先にアタリが全く出てこない。そんな中でも、一緒に入っていたメンバーが40cmぐらいのホッケを数本揚げて、
『魚』がいる事
だけは確認できたが、本命のアタリはなし。どうなる!?
午前10時頃。横に入っていた本山さんが本命を掛けた。タモ入れする為、海面近くで待機していると、目の前の沈みテトラに引っ掛かり揚がって来ない。白い幅広のシルエットが見えているのだが、どうしても抜けてこない。色々やってみたが、無念のライン・ブレーク。あっちゃ〜〜!!当人も非常に悔しそうだった。
正午過ぎ。冷たい霧雨が降り出し、風も東向きに変わってきた。午後1時前。
『そろそろ諦めて帰るか…』
と、メンバーと話し合いロッドを片付け始めた。
『今日は駄目だったか…』
と、沈みがちにロッドをしまう。竿を持ち空の仕掛けを次々巻いていると、
巻くのが重い竿
があった。「何か付いているのかなぁ…」と、淡い期待で巻き上げると、だんだん巻くのが重くなり、時折
『ズンッ』
と抵抗がある。
『ババかもしれない!!』
と、横にいたシローさんにタモ入れを依頼。テーパー・ラインが真下に走り、岩の淵に擦りそうだ。頼む!揚がれ!!
魚がポンッと海面に出た。
ババガレイだ!! 結構でかそう!!
タモ入れしてもらい、
無事捕獲成功!!
48.5cmの良型。
最後の最後にドラマは待っていた!!