ノット




タックルというわけではないんですが、ルアーを使う釣りを始めて、 『コレは、必要な技術だな!!』 と、猛特訓。今では、投げ釣りにも使っています。例えば、投げ釣りにおいてもPEラインを使う釣りでは、テーパーラインとの結束が強ければ強いほど、思い切ったやり取りも可能です。
ここ道南においては、100m以上遠投必須の釣り場が、多数存在し、 『早巻き高根回避』 という場面も多数です。そういったシチュエーションでは、結び目の強さは大きなアドバンテージになります。 メインライン&テーパーどちらもPE。メインラインがPE&テーパーラインがナイロン。メインライン・テーパーラインどちらもナイロン……。 経験では、摩擦系ノットのほうが、どのケースでも強度が上です。(やり方にもよりますが……。)

色々なシチュエーションがある投げ釣りにおいて、結束強度の違ういくつかの結び方を知っているのと知らないとでは、大きな違いです。高切れしてもイイから絶対的に強度が欲しい時は、摩擦系ノット寄りに。そうでなければ、電車結びと、フィッシャーマンズノットを使い分けてみたらイイと思います。
根掛かりが多いところでは、 『ラインの切れどころ』 というのも、大事です。

電車結び・フィッシャーマンズノットに関しては、説明するページがネット上にも多数存在しますので省略します。

自分的に、ノットを組むにあたり、トライしたのが、 『FGノット』。 苦労したのが指にPEラインを巻き、こうやって、ああやって……。

『不器用なので、出来ません!!』 と、なってしまいました。それでは何も始まらないので、 『自分的なやり方で…』 となったわけです。

という事で、 FGノット。 ←クリックすると説明にジャンプします。


FGノットは進化し今では、ガイドにラインを通したままでも出来るやり方もあるわけで、自分のやりやすいほうで組めばイイと思いますが、一度も組んだ事ないのに、そういう事言うのもまた、酷な話。

こういう、やり方もあるぞという事で…。 理論は同じなので早く、確実に組めるなら、やり方は個人次第です。



更に練習したのが、 『MIDノット』。 最強との呼び声強い、PRのノットの簡易版といった印象ですが、成功すると、ホントに、一本の糸のように違和感の無い結び目。実際、今では家でゆっくりノットを組める時は、このノットで組んでいます。

しかし、このノット。締め込みがおもいのほか難しく、ましてやリーダー部分(もしくは、テーパーライン部分)が、フロロだと失敗率が高まります。(実際にはフロロ・テーパーってのは、発売されていませんが…。)失敗したら、一からやり直し……。

そんな全く意味の無い、無駄な時間を、人生から1秒たりとも追放したい!!


との事で、考えてみた。締め込みに関しては、FGノットのほうが容易に思えたので、何とかこの2つをイイ事取りで、一緒にできないか……。

そして思い付いたのが……。
ロバート・ノット。 ←クリックすると説明にジャンプします。



しばらく実釣で使ってみたら、問題点も浮かび上がるかもしれないが、 強度と組むスピードを考えたら、自分的にはコレが一番あっているかもしれない。



ノットの世界も日々進歩していくが、今のところはコレが自分のベストかなぁ…。 オフ・ショアでは、更に強固なノットが存在するが、キャスティング中心の自分にとっては、強度も大事だが、扱いやすさと、結ぶやすさ、結ぶの小ささと、安定感。



奥が深いです……。

2013/3/1